第105話
ダンジョンに潜伏している可能性が高い、犯罪者の子爵嫡男を拘束するため、皇族探索者部隊が派遣されることになったとニュース速報を僕は見た。
そこで僕は
「やべっ!」
たしか僕はグール2体にスキル漆黒顕現でチカラを与えた…
DランクダンジョンなのにBランク相当のブラックグールがいる…
さすがに僕がやったとは思われないだろうけど、ちゃんと適切な階層に送らないとだったな…
一応すぐスキル覇王気で人間を襲わないよう命令しているが、どうなったんだろうって気になり転移した。
僕は一度行った場所や、イメージ出来たらスキル次元掌握で転移が出来る。
そしてDランクダンジョン11階層へ転移し
「あちゃー、こうなってたのかあ…」
ブラックグールは2体で共食いをはじめ吸収し、共食いキンググールAランク一体になっていた。
僕が人間を殺すなって余計な命令したから気が狂ったみたいだ…
モンスターは人間を殺すのが本能、仕事だからね。
すると人の気配をを感じた…
「よお!ブタオ!」
と、まさかの子爵嫡男に声をかけられた僕
まさか、こんなとこにいたなんて…
なんたる偶然!
同じ指名手配者同士だからかな?(笑)
僕はなぜかランキング1位仮称ノーネームってなっているからね…
いや、僕は何も悪いことしてないはずなんだが…
と、子爵嫡男から説明を求められたから僕はグールを使ってみんなを襲わせた件を暴露した。
まあ信じてもらえなかったけど…
別に気にしてない。人間なんて自分が信じたいものしか見たり聞いたりしない生き物だしね
と、学園でスキル覇王気を使ったことも伝え、僕が何者かを訪ねられた。
別に答えてもいい…
バラされても、どうせ僕はステータス偽装してるし、僕が子爵嫡男からイジメられてるのは周知な事実。
子爵嫡男が偽物ノーネームで通り魔をしていて、その罪を僕に擦りつけようとしてるってみんな思うだけだろう。
ただ伝える前に一個僕は確認したいことがあった。
それが炎雷竜神纏いだ。
僕は初めてこのスキルをSランクダンジョン1000階層で使ったとき、殺戮と破壊の衝動に呑まれていた。
いまはダンジョンマスター、時の牢獄が僕を封印してた無間空間から身に着けた虚無で打ち消し合えている。
だから今は完璧にチカラを制御している状態。
そう…これが真の炎雷竜神纏の姿だ!!
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
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