第10話
「ふう…なんか生き物を殺す感覚だったな…」
ゴブリンは人型だったから最初はやはりちょっとどこかで殺すのをためらっていたのかも…
だけど敗北から学び、次は逆にこちらから誘導するように、仕向け油断したところを確殺した。
まるで対人戦みたいだった…
「いつか僕も殺人をしてしまうのだろうか…
まあいま考えても仕方ない。僕はモンスターを確実にたおす。いや殺す!そう決めたのだから」
僕は一度自殺した身。もう怖いという感覚は徐々に麻痺してきていたのだった。
人間も躊躇なく殺害できる日はいつかくるのだろうか…
と考えていた。
2階水場、セーフティーゾーンを見つけ一休みしてからまたゴブリン狩りを開始した。
確殺すると覚悟を決めた僕にゴブリンは無すすべなく鏖殺されていく。
「お、レベルあがった!振りわけるかってちょっとポイントが増えてるじゃないか!」
これでステータスのあがり幅が増える!嬉しい!
ブタオ ランキング圏外
レベル5→6
基礎ポイント15→0
体力 7→9
魔力 0
攻撃力 20→25
防御力 12→15
素早さ 17 →22
魔術 無し
スキル
格闘技レベル2
集中レベル2
身体強化 New
「身体強化か…基本スキルだよな。ちょっとどんな感じだろうか…」
と次の3階層に降りる前に身体強化をつかう。
すると汗がゆっくりゆっくり蒸発し白い湯気が立ち上りはじめる。
「感覚としては準備運動が終わり、ベストパフォーマンスが発揮できる感覚なのかな?まだレベル低いし、どんどんスキルレベルもあげていこう。」
そういえばスキルは熟練度でレベルがあがるみたいだ。レベルアップしてもスキルのレベルがあがらないしな。
ちなみに僕は魔術に一切基礎ポイントに振らなかった。
確かに魔術は憧れる。
特大の魔法や詠唱…
けど僕は産まれながらにして醜い容姿に肥満、虐げられる運命を自分で変えたい。
魔術に優れている人間は肥満にならないし、容姿が良くなる傾向があるから、僕は意地でも魔術に基礎ポイントをふらないつもりだ。
そしていつか見返してやる!
と3階層へ降りたのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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計80万PV 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双
も執筆してますので良かったら暇つぶしによろしくお願い致します。




