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異世界転生したら魔王の1人娘と結婚することになりました。  作者: ペペロンチーノ閣下
4章 ユノ大陸編

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41話

時は1ヶ月前に遡る。


ユノ大陸の中にあるオルカス王国。

そのオスカル王国内の貴族の城で、ある事件が起きていた。


「それで、この男が何者か分かったの?」


「それが……オスカルの人間ではないことだけは確かですね。」


「じゃあ、死刑にしましょう!」


「マリ姫。さすがに死刑はいかがなものかと……。」


「いいえ。死刑です。私の入浴中に突然、窓から飛び込んできたのですよ?死刑です。」


「(この男性。最初から気絶し続けてるよな。)」


「まだ何かありますか?サーフィ騎士団長。」


「いえ。城の地下の牢に捕らえておきます。この男が目覚めたら話を聞いてみるのがいいかと。」


「そうね。聞いたら死刑にするわ。早くそいつを牢屋にぶち込みなさい。」


「はっ。」


気絶した男を城の地下にある牢屋に入れる。

男はまったく起きる気配がない。


「本当に一体何者なんだろうか?」

サーフィ騎士団長は牢屋の前で呟いた。




3日後。

起きた男は自分の名前以外忘れた状態で目を覚ます。


「アウロ……?自分の名前かな?駄目だ。何にも思い出せない。」

手首と足を縛られた状態のアウロ。


「はぁ。お腹すいたなぁ。アイス食べたい。ん?アイスって何?」


そんなことを呟いていると誰かが牢屋の前に来た。


「目が覚めましたか?」


「はい。あなたは?」


「私は騎士のサーフィです。申し訳ないのですが、あなたを拘束させていただいています。」


「はぁ。私はアウロです。……。」


「それでアウロさんはどういった理由で、この城に?」


「それが……。」


アウロは記憶がないことを伝える。


「嘘はついてないみたいですね。」


サーフィは見たことのない魔道具を使っている。

ランプが青のままだと正しいみたいな感じなのかな?


「私は女です。」


試しに嘘をついてみる。

ランプが真っ赤になった。


「嘘をつくと赤く輝くんですよ。しかし困りましたね。」


サーフィはどうしようかと考え込む。


「とりあえず、姫のところに連れて行きます。暴れないでくださいね?」


暴れるも何も、縛られてますけど?

普通の人間が暴れられ……あれ。なんか引きちぎれそうな。

いや、今はやめとこう。でも何で?

もしかして自分、普通じゃないかも?


アウロはサーフィに連れられ、マリ姫のもとへ向かった。


「マリ姫。例の男が目覚めたので連れてきました。」



姫と呼ばれる女性は赤い髪でとても美人だった。


「気絶してたから初めて見るけど、こいつの目、いやらしいわ。死刑よ。」


訂正する。美人に見えるけど、よく見るとそうでもない。

見た目で人を判断しやがって。


「姫。まずは話を聞いてください。」


サーフィさんがマリ姫の暴走を止める。


「彼は記憶を失っているみたいです。」


「都合がいいじゃない!死刑よ!」


死刑執行人って呼ぼう。こいつ。

人を殺すことに快楽を覚えてそう。

魔王向いてるよ。

あれ、魔王って何だろ。



アウロはこの死刑連呼マシーンとどうやって会話すればいいか分からず困っていた。

ちなみに、隣のサーフィも同じく困り果てていた。


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