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異世界転生したら魔王の1人娘と結婚することになりました。  作者: ペペロンチーノ閣下
2章 勇者カレン。冒険に出る。

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17話

ここは始まりの町ルーン。

この町には勇者の生まれる伝説がある。


町の中心には神殿が建っている。

そこでは、勇者の資格があるものの名前が神から告げられる。


しかし、ここ100年間は勇者は生まれていない。


周期的には先代の勇者が死んですぐに生まれるのが一般的らしい。

だが、勇者が死んだのはもう40年も前。


各地で魔物からの被害というのは少なからず今もあるらしい。

でも、今の時代は比較的平和なのだろうと私は思う。

勇者は、勇者が必要なときに生まれるんだろう。

ということは、私が生きている間は生まれるないほうがいい。

それが平和の証明になるのだから。



「カレンよ。神からのお告げだ。あなたが勇者に選ばれた。」


平和終わりましたね。


は?

なんで私なんですか?

そもそも女なんですが。


魔物を倒したこともありません。

そもそも、剣をもったことすらない。

そこらへんにいる小娘です。


「先代勇者の残した装備品があるからこれを持っていきなさい。」


拒否権とかはないんですね。

いや、鎧とかサイズ合わないけど。

男用じゃんこれ。


神父は渡したらもう他人事みたいにさっさと行けって雰囲気。

こいつ、神父辞めてほしい。

神に対する冒涜ではないだろうか。


私、勇者なんですよね?

もうちょっとやさしくしてくれませんか?


まあ、確かに勇者に見えないでしょうけど。



「勇者って具体的には何をすればいいんですか?」


「世界の危機を救えと。神からはそれだけだ。」


勇者を目指す人にやらせてあげてよ。

戦いたくないよ私。

神って喋るの下手なの?

もっと、分かりやすく伝えられるよう努力してほしい。


私、今日の朝まで宿屋の清掃員してたんだよ?

親族は昔病気で亡くなってもういないし。

友達もいません。

ぼっち勇者爆誕!!


相談出来る人もいないなあ。

そもそも、人と関わるの嫌いなんだよね。


やっぱ、勇者向いてないな。

絶対に向いてない。

この人、間違えてない?


「ほんとに私なんですか?」


「神の決定は絶対だ。その証に光魔法が使えるようになったと神が言っている。」


いや、もう私に直接話しかけてこいよ。

詳しく教えろ。

勇者について。

ぼろくそに文句を言いながら聞いてやるから。


光魔法ねえ……。

私、魔法も使ったことないけど。


「神は最後に、これを言い残された。」


神父は続けて話す。


「オース王国のある大陸へ向かえ。タイムリミットは2年。以上だ。」


あ、はい。

投げやりなんですね、神って。

嫌いです。

とても嫌いです。


「先代勇者様の伝説には4人の仲間達と共に立ち向かったってあったと思うんですけど。」


「ちっ。世界を危機を救えるなら1人でも構わない。必要なら自分で探せ。自分で考えろ。」


「は、はい。」


なんで神父怒り気味なの?ひどくない?

絶対に神父も私の勇者は間違いだと思ってるよ。


神殿から出たカレン。


今後どうするか考える。

まずは、絶対に強い仲間が必要だよね。

今日はこの町の宿屋に泊まるとして……。

仲間……ギルドにでも行こうかな。

でもなあ……。


この町付近に危険な魔物は一切でない。

ギルドにいる人たちも初心者がほとんどじゃないかな?

腕に自信のある冒険者は別の町へと移っている。


とりあえず、今日は宿で貰った物の中にあった魔法の本を読んでみようかな。

光魔法を使いこなせるようにならないと戦えないよね。



こうして、カレンは宿屋の清掃員から勇者に転職した。

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