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第2話 炎の魔王

…放課後…

「覚えてろよ」

と男子生徒がいった。

そして、俺はそのまま駅に向かい帰った。

…翌日…

朝目を覚まし時間を見ると授業開始10分前だった。


「仕方ない、アレを使うか。」

と言い制服に着替え、脳内で自分のクラスの教室をイメージした瞬間、目をあけると自分の教室にいた。


「あれ?あいつ何時、登校してきたんだ?」

とクラス中の生徒が疑問を持ち始めたがもう遅いなぜなら、廊下から先生の足音が徐々にこっちに近付いているのだから。


教室の前で先生の足音が止んだ。



教室ではざわざわと他の奴らが大声で話している。


教室のドアが壊れるくらいドアが閉まる音が室内に響き渡る。


教師が教壇に立って一言「さて、授業を始めましょうか?」


とつぶやき、思わずクラスのみんなが頷いた。



そして、一日の授業が終わりかけていた。



…6限目 魔法実技…




魔法実技担当の先生から注意点として以下のことをした生徒は減点対象になると言われた。


1対人魔法を使用する際、殺人や大けがになる魔法は使用してはならない

2何があっても校内での魔法の使用してはならない(魔法実技は可)

以上



「この二つを守って実技などに励んでください。制限時間は5分。」

と言われた。

おそらくこれから授業を行っていく際にどれくらいの魔力を所持していているかを知っておく必要があるからだろう。


実技を各自で始めようとバラバラに散っていく。


誰と組もうか悩んでいた時、隣の女子から声をかけられた「ねぇ、あんた。私と勝負しなさい」


「嫌だね。」


「なんでよ」

「まず、俺には理由がない。」


「あぁもう、いいから勝負しなさい」


と腕を掴まれた。


女子のアレがあったているのが分かるがやりたくないと思っている。




「私の地獄の業火ヘルフレイムを受けなさい。」


と言ったので仕方なく受けた。


「地獄の業火ヘルフレイム


と炎の魔法を放ってきたので「限られた防壁リミテッドバリア」を発動した。


「やったわ!…あれ?」


「よう、気が済んだか?」


「なんで?」


「バリアで無効にさしてもらったぜ。」


地獄の業火が放たれたと同時に自分の範囲内のみにバリアを張って、5分間の実技を耐えしのぐ事ができた。


「そこまで」


先生が終了の合図を入れて観覧席へもどった。



「あんた、私の地獄の業火を止めたわね~」



「あぁ、あんなもろい火くらい簡単に...グハァ」


腹に拳をお見舞いされた。


「あぁもうむかつく」




「あんた名前は?」


黒髪ツインテールの髪をした赤い目の少女が俺に質問をしてきた。


「アルトだ。アルト・エバン・リース」

「私の名前はナーシャ・タルト・セラビィーよ。覚えてなさいアルト」

そう、少女はアルトに言い自分の席へ戻っていった。

To be continued



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