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私が犯した罪1
好かれている自信はあった。
もともと生徒から大人気の先生だったけれど、私を最優先に贔屓してくれていた。
私にだけ、あからさまにスキンシップが多かった。
だから先生に「俺がお前の面倒見てやるよ。毎週授業後、特別に補習つけてやる。」と言われたのは、素直に嬉しかった。
「いいんですか」
「しょうがねぇからな」
いつも意地悪いくせに本当は優しい先生なんだな、生徒のこと考えてくれる先生なんだな、なんて
世間知らずな中学生だった私は、本気でそう考えていた。
閲覧ありがとうございます。
下手くそな文章で申し訳ありません。
ひとつひとつの感情を上手く表現できるようになりたいです。