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転生女神の華麗なる日常とその帰結  作者: ぴん@小説
第1章:グラスワールド
5/5

5.その後…

王様「その日、ワシは不思議な事を体験したんじゃ…い…いや…体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……

まぁよい……あ…ありのまま 起こった事を話すとしようかの……

勇者が旅立ったと思ったら魔王が死んだ……

な… 何を言っているのか わからないと思うのじゃがワシも 何をしたのか わからなかったのじゃ… 頭がどうにかなりそうじゃった…

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてない

なにせ勇者が旅に出て数分後には、魔王を倒した何よりの証拠「ファンファーレ」が鳴ったのじゃからな



僕、草野草太は無事元の世界に戻る事が出来た。

魔王と言うくらいだから究極生物バリに生命力が高いのかとも警戒していたが意外とあっさり死んでくれたので助かった。


え?どうやって倒したのかって?うーん。まぁ順を追って説明するか。

まず、女神さまから貰った能力は「服飾スキル」という服や防具、アクセサリーなんかを作るのが得意になるというスキルだ。

これは下位スキルで位階の最も低いスキルなので賜った時点でスキルレベルはMAXとなっていた。


で、スキルの力で完全密閉タイプの服内温度調整も出来るような服を国民全員分作った。

ファンタジー世界の素材を使っただけあって、意外と簡単に作れたので1週間で全員分作れたのはよかった。


後は城から一歩外に出て「収納」を使った。


そう、容量無限、大きさに関係なく無生物なら何でも取込めるアイテムボックスに対象「異世界:グラスワールド」を入れたのさ。

生物は入れる事が出来ない制約によって異世界だけが僕のアイテムボックスに入る。

あとは完全密閉温度調節機能付きスーツ(宇宙服もどき)で魔王が死ぬまで宇宙空間で耐えればいいって寸法だ。


実際、魔王が宇宙空間でも生きていられるような究極生物だったらどうしようかとも思ったが、まぁ何とかなってよかった。


むしろ収納したらほんの数秒でファンファーレが鳴ったのだから宇宙耐性は無かったのだろう。


魔王を倒した直後に異世界を収納から出して、近くにいた親衛隊長さんに倒したよーって伝えた頃に丁度元の世界に戻る転移が始まった。


そして、1週間居なかった僕の世界では現代の神隠しなんて言われて色々騒がれたが、まぁようやく落ち着いてきた所だ。


ところで話は変わるけど、誰かRPGゲームとかに出てくるモンスターを「全て」倒した事がある人はいるだろうか?

雑魚もイベントモンスターも魔王も四天王も山賊も海賊も全てを倒した人はいるのだろうか?


今の僕のレベルは65535、カンスト状態だ。

全世界の魔物を倒した素材やゴールドまで全てアイテムボックスに収納されている。

まぁ魔王が耐えられない宇宙空間に他の魔物が耐えられる訳はないよね。



そして…


一度「異世界:グラスワールド」を全てアイテムボックスに納めた後、そのまま元通りに戻すのか?

否、断じて否である。僕はそこまでお人よしでも善人でもない。


全てを取込んだ後、宝物庫、金、銀、プラチナ、レアメタル鉱脈、ダイヤ、ルビー等の宝石類なんかをアイテムボックスに残した状態で他を戻したのだ。


単純に惑星一つ分の素材が、しかも採掘方法に採算を度外視しても掘り尽くせない筈の素材が、全てアイテムボックス内にあるのだ。


今後のグラスワールドは金属不足や動物性たんぱくの不足に悩まされるだろうとは思うが、頂いた物資にしても宣言通り、「星の1%に満たない程度」の物だ。


何一つ問題ない。



これからが本番!僕の現実世界でのチート生活が始まるのだ!!


無限アイテムボックスって実はやばくね?って話を書きたくて。

レベルカンスト、ゴールドMAX、アイテム全開放、無限アイテムボックス、服飾スキルレベルMAX、異世界言語の特殊能力を持つ草野草太君の旅はこれからだ!end


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