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しるし2(詩集)

胃の想い

作者: さゆみ

焦燥感が口を開けてる

イミテーションの笑い声

遣り場なんてないんだろう

蝉の声がしまわれて

イミテーションの月の色

明かりなんていらない


嘘つきの声が生命を侵略する

身動きがとれない

嘘つきの優しい唄に覆われて

闇を着回す鳥たちよ

啄んで 激しく もっと 千切って

星を消したように


希望なんてないんだろう

絶望なんてないんだろう


偽物語の神を崇拝

人間なんていらない

こころなんていらない


静寂なんてないんだろう

かなしみなんてないんだろう


流血が立ち止まっている






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