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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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9/15

#9 期末テスト勉強

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

放課後、俺たちはすぐに帰りの身支度を整えて図書室へ向かう。

早かったためか図書室にそこまで人はいなく息を整えた俺たちは

三人分の席を確保して早速勉強用具を広げる。

本を貸し出すところにはすでに鷹宮さんがおり俺たちに気が付くと

軽く会釈をする。俺もそれを返す……恒一は同じように返して

嬉しそうな表情をしていた。たくっ、しっかり勉強しろよ。


そう思って数分、テスト週間ということもあり鷹宮さんの言う通り

かなり人が多くなってきた。それに比例するように少しだけほんの少しだけ

話し声が聞こえるようになった。

ふと扉付近に視線を移すと一条さんがきょろきょろと探していた。

声を出そうかと思ったけどさすがにこの状況だ。


俺は恒一の邪魔をしないような形で席を離れ一条さんのところまで行く。

「一条さん、こっち」

「すみません、ありがとうございます」

小声で二つ会話をしてもともといた席へ戻ってくる。


すると勉強に集中していたのか俺が席を離れたことすら知らなくて

少しだけびっくりした様子で恒一が俺たちを見ていた。

「それにしてもテスト週間はかなり人が多いね」

「だな、みんな考えることは同じみたいだな」

そうして俺は再び目線をワークや教科書に移す。


……今回の期末テストは合計八教科だ。主要五科目に加えて副教科の三科目。

勉強量が格段に上がるため本当に期末テストだけは中学のころから

勘弁してほしいと思っている。ただでさえ実技でよい成績を上げれていない

体育から知能でカバーしなければならないのに……

俺がそんなこんなで迷っていると一条さんが話しかけてくる。

「篠宮さん大丈夫ですか?ペンが止まっていますよ」


「体育が全然覚えれなくて……」

今回の体育の範囲はもちろん今やっているバレーだ。

「バレーなら任せてください!まずこの技の用語ですが先生が

 授業の一番最初に言っていたものですよ。確か初回で配られた

 プリントの裏面にも書いてあった気がします」


一条さんにそう言われて俺はかばんの中からプリントを探す。

「えっと……あった、この紙か……確かに技関係の名前全部乗ってる!」

「それを見て覚えるとめちゃくちゃ効果的だと思いますよ」

「ありがとう、副教科は結構中学の時と勉強の仕方が違うな」

「そうなんですか?体育に関しては中学と全く同じ感じで

 勉強していますよ!最初に配られたプリントで用語を抑えたり!」


俺が中学の時にはこんなプリントがなくしかも用語も最初に

映像を流されるだけだからどうしても副教科は苦手意識があった。

同じように一条さんに音楽と美術についても勉強法を教えてもらい

早速実践に移す。すると突然恒一が声をあげる。

「疲れたぁ~……休憩がてら俺も体育やろ~っと!」

「休憩がてらって……やっぱり体育好きは羨ましいよ」

そう苦笑いしながら恒一の勉強に反応する。


それから数十分、多少の話し声はあるものの図書室でとても快適に

勉強をすることができた。人が多いと集中力が欠けると思っていたが

やっぱりみんな思いやりの心があるからこういうことができるのだろう。

すると下校を知らせるチャイムが鳴り始める。

周りがバタバタと片付けをし始める音が聞こえて俺たちも帰る支度をする。


「下校時刻ですのでキリを付けて退室してください」

鷹宮さんの凛とした声が図書室に響くとそれまで周りを気にせず

勉強をしていた人でさえ片づけるようになった。

やっぱり指示されればどんな人でも動いてくれるようになるのだ。

それがこの学校全体の良いところもであるだろう。


俺たちもすぐに図書室から退室しようとして声をかけようとしたら

さっきまでいた恒一の姿がなかった。どこだとあたりを見回していると

「篠宮さん、あそこにいますよ」

一条さんがそう言って指さした方向は鷹宮さんのところだった。

何やら鷹宮さんと恒一が話し合っていた。


しばらく二人を待っていると一条さんが話しかけてくる。

「篠宮さんは今回のテスト自信ありますか?」

「そこそこかな……主要五科目はともかく副教科が昔から苦手意識があるし」

「そうなんですね、体育に関しては好きなバレーなので初めての

 テストで満点を狙っていますよ!」

「それはいいけど順位が出るメインの方も頑張らないとな」


「……そうですね、絶対に前回よりも悪い結果はないと思うと

 少しだけ気が楽になれます!」

確かに最低順位は100位でそれより下はないけど……

そんな気持ちで苦笑いをすると周りの生徒が完全にいなくなり

恒一と鷹宮さんが一緒に来る。


「一条さんも篠宮さんもお疲れ様です」

ペコリと会釈をするその姿勢に驚くと同時に尊敬する。

こういうのがすっとできる人ってなかなか少ないだろうし……

「てことで四人集まったからまた帰ろうぜ!」

そう言ったのはもちろん恒一だ。最初からこれが目的だったに違いない。


勉強中も恒一のやつ結構浮かれていたからな……

全く、しっかりしてほしいものだよと思いながらも図書室を後にする。

「三人とも勉強しっかりできた?」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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