#8 テスト週間突入!
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!
体育があった日の夜、一条さんからメッセージが届いていた。
"お疲れ様です!今日の体育合同でしたね!"
"お疲れ様、だね。一条さん中学のときバレー部に入ってたの?
めちゃくちゃ強かったらやっていたのかなって思って"
"一応、キャプテンをやらせてもらっていましたよ。
おかげで県大会をトップで通過できるくらいの実力はありますよ"
一条さんから送られてきたメッセージに驚かされた。
"県大会のトップ!?すごいな、だからあんなに上手かったんだ"
"とはいっても中学の二年の話だったのでもう実力は落ちたよ"
中二の話という単語に違和感を覚える……これ以上踏み込んでいいのか
迷っていると追加でメッセージが送られてくる。
"実は中三のときに私の友達二人がバレー部関係で少しいざこざを
起こしていたんだけどそれがきっかけでバレー部自体が
ほぼ廃部のような形になっちゃって。それからしばらくやってなかったの"
一条さんの過去を知って驚く……まさかそんなことがあったなんて。
"バレー部が廃部になってからバレーをする機会がなくなったけど
もともと好きでやっていたからいまだに技が体に染みついていたんだと思う"
"そうなんだ、高校ではバレー部に入ろうとは思わなかったの?"
"うん、入学前はちょっと興味あったけどいざ学校生活が始まると
授業のペースに着いて行くのが精一杯だから部活なんてやる時間がないからね"
一条さんの言う通りでこの高校はまさに学力に全振りしている生徒が多いせいか
生徒に対する部活動の所属率が3割程度なのだ。
もちろん、俺と恒一も部活動に加入していない。
"まあ確かに一条さんの言う通りだよな、俺も所属していないし"
"ですよね!ところで話は変わるんですけどテスト大丈夫そうですか?"
一条さんの問いに少しばかり慌てる自分がいる。
"今日の体育めちゃくちゃ疲れたせいでそれからの授業が
全く集中できなかったからちょっとやばいかも"
"そっか~、体育は白川さんが活躍していましたね"
"見てたんだ、恒一小学生のころからバレーが得意みたいで
それに運動神経もいいもんだから完全なエースになってたな"
"なるほど、篠宮さんは運動系苦手ですか?笑"
"そうだよ、中学生のときも小学生のときもめったに外で
遊ぶことがなかったからな"
"外で遊ぶの楽しいですよ!たまには遊んでみようよ!"
"そうは言っても勉強で手一杯だからな、まあ暇があったら"
"そうですか……もう少しでテスト週間ですが頑張りましょう!"
"そうだなお互い頑張ろう"
そう送って俺は勉強をし始める。しかしやっぱり今日の体育で
体がこたえたのか体のあちこちが痛かった。
翌日、いつも通りの時間に起床していつも通りの時間に登校する。
登校中は相変わらず恒一の話を聞かされ続けていた。
ところどころ苦笑いしながら話を軽く受け流す。
学校に着くとすぐにこれまでの復習をして今日の授業の予習を行う。
とくに予習を行わないと授業の一時間で完全に理解しきることは不可能だ。
復習に関してもテストなどで大いに力を発揮してくれるので必須だ。
「そういえば一条さんやっぱり中学のときバレー部でさらに
県大会をトップで通過していたらしいよ」
「へぇ~!だからあれだけ強かったんだな!」
昨日一条さんから聞いたことをそのまま恒一に伝える。
何となくだけど一条さんの言っていた過去の話については
あんまり広めない方がいい気がした。
そんなこんなで数日を過ごしているとあっという間にテスト週間に入った。
「今日の放課後、また図書室で勉強しようぜ!」
恒一がそう言いながらグループの方で同じ発言をする。
「わかったよ、でもテスト期間の図書室はこまないのか?」
「それについてはわからんからとりあえず鷹宮さんに聞いてみる!」
そう言った彼はすごくうれしそうな表情でスマホを触る。
なんかこうやって見ていると結構面白いな。
どうやら鷹宮さんからすぐに返事が来たらしくてしばらくそのままになる。
「テスト週間はいつもよりも混むけど座れないほどじゃないらしいよ!」
「へぇ~、珍しいな。てっきり座れないくらいかと思ったけど」
「鷹宮さん曰くどうやら家で勉強する人が多いからそこまで
埋まらないらしいよ……鷹宮さんこの時期は忙しくなるらしいから
一緒に勉強は無理かもだって……」
同じようなことがグループの方にも送られてきていた。
それよりも前に一条さんが"私も参加します!"と送ってきていた。
ということは俺と恒一と一条さんの三人か。
「そういえば今日の古文の小テストばっちりだよな?」
俺が少しだけ二やついて言うと恒一の顔がこわばる。
「えっ、そんなの俺聞いてないけど……?」
「前々回の授業のときに先生が言っていたぞ、その間お前が
ずっと上の空だったから聞き逃したんじゃないか?」
「……絶対にそうだ、なんで言ってくれなかったんだよ!」
「恒一自身の責任だろう、それに今思い出したし」
「まじか……結構やばいかもしれない……」
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




