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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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#64 恋を助けたのは友人たちでした

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

まさかの文乃の方から告白してくれるなんて思ってもいなかったから

俺は今まで以上に熱くなっている。会話のテンポがものすごく早く

進んでいく。恋が実るってこんなにもうれしいことなのだろうか。

俺たちがウキウキで話していると扉の方から物音がする。

二人で一斉に扉の方を見るとそこには恒一と鷹宮さんがいた。


「やっと二人付き合い始めたんだね」

「全く、遅すぎなんだから~!」

恒一と鷹宮さんがそんなことを言って二人は笑う。

状況をうまく呑み込めず俺たちがポカンとしていると

「実は俺たち二人が両想いだったの前から知ってたの!」

「「え~!?」」

恒一のまさかの告白に俺たちは声をあげる。


「二人ともクリスマスの日に、キスしたんでしょ」

鷹宮さんが完全にからかっている笑みで俺たちに問いかける。

文乃を直接見ることができず視線を逸らす。

「で、二人がめちゃくちゃ意識してたから二人きりのタイミングに

 なればどっちかが告白するんじゃないかって思ってたらビンゴ!」

「それを含めて俺たちは生徒会があるってウソついたわけ」


まさかもともと生徒会がなかったのか。俺たちの恋愛のためだけに

ウソついて二人で抜け出していたのか。

「あっ、ありがとう」

お礼を言うのが正しいのかわからないけど二人のおかげで

こうやって恋が実ったのは確実だ。


「いや~でもさすがにびっくりしたよ、キスしたなんて聞いた日は」

俺は恒一をにらみつける。

「おっと俺が鷹宮さんに言ったわけじゃないぜ。二人がそれぞれ俺と

 鷹宮さんに恋愛相談をしてたからそこでな!」

まじか、文乃も迷っていたのか。心臓の鼓動がうるさくなる。


「じゃあここで楽しい楽しいクイズ!どっちから好きになったでしょうか!」

俺たちは一瞬だけ顔を見合わせる。でも恥ずかしくてすぐに顔をそらす。

「正解は一条さんの方からなんだよ!」

答えが発表されると俺は"えっ"と声をもらす。

「いつぐらいだったけな~、確か六月とかに初めて相談された気がするの」

「そっ、そんな前からだったんだ……」

驚きながらも俺は文乃の顔を見る。真っ赤にしている顔に俺まで真っ赤になる。


「そっ、そのくせして理久普通の友達みたいに接して来るから

 恋している私がめちゃくちゃバカに見えて……嫌だった」

「で、その後に理久が好きになった。好きになった理由は単純。

 気が付けば好きになってたとのこと、いいね~」

恒一が完全に茶化しに来ている。まじで恥ずかしすぎる。


「クリスマスの前から両想いだったからクリスマスで告白するのかなって

 思っていたけどまさかキスなんてねぇ~、まあそれもあって

 それからめちゃくちゃ意識していたみたいだけどね」

鷹宮さんに追撃されるようにして言われる。恥ずかしさが倍増する。


「それでお互いがああ~どうしよう~って俺たちに相談する姿が

 めちゃくちゃ笑ったな~」

恒一の言葉に恥ずかしさが八倍くらいに膨れ上がる。

「「もっ、もうやめて!」」

まさかのこのタイミングでも文乃とかぶるなんて。

言った瞬間に気が付いて、俺たちの恥ずかしさは最高潮へそれと同時に

鷹宮さんと恒一が大爆笑する。


「そういえば理久、今回のテストやばかったんだろう」

「えっ、あっ……まあ」

なんだか嫌な予感がする。すぐにその予感は的中する。

「テスト勉強してなかったって言ってたけどクリスマスのことがあって

 ずっと一条さんのこと考えていたんじゃないの?」

恒一は人の心を読めるのだろうか。俺が何とも言わずにいると

「黙るってことは図星だな。一条さん、理久はこういう一途なやつだから

 めちゃくちゃ大事にしてくれ」


「私からも一条さん、篠宮くんが勉強を教えてあげてからテストの

 順位も順調に上がってきているからこれからもよろしくね」

二人は俺たちの親かよ!とツッコみたくなるよう内容だった。

「理久」

文乃が回り込んで俺の正面に立つ。やばい、心臓がもたないかも。

「こっ、これからこ……恋人としてよろしくね?」


……上目遣いというやつだろうか。やばい耐えれない。

俺は何を想ったのか、いきなり文乃にハグをする。

「えっ」

文乃が一瞬、戸惑いの声をあげるがすぐに抱き着いてくれた。

「大好き」

「私も大好き、夢みたい両想いなんて」

涙声になりながら文乃が言う。その言葉にさらに抱きしめる力が強くなる。


「アツアツだね~、でも悪いけどそういうのは二人のときにしてくれない?

 まだ私たちがいるんですが~」

鷹宮さんに煽られて俺は我に返る。

「あっ……えっと……ごっ、ごめん」

「うっ、うんん……私も、でもうれしい。勉強にしか興味を示してくれないから

 こうやって付き合える想像すらできなかったから」

「そうだよな~理久、もう少し他のことに興味を示したらどうだ?」


恒一が笑いながらそんなことを言う。

「恒一、恋愛が楽しいって意味やっと分かった気がするよ」

「そ、そうか。なんか理久じゃないみたいだな」

またからかわれている気がするけどまあいいや。

「これで二人の恋が実ったことだし帰りましょ!」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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