表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/66

#52 恋は勢いだ!by恒一

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

テスト週間中の日の夜、いつものように勉強していると文乃から

メッセージが来る。正直、メッセージを知らせる通知音を聞くたびに

文乃からメッセージが来たのではないかとすぐにチャックする。

しかし悲しいことに大体親からのメッセージなため落胆していた。

でも今回は文乃からだった。


"明日全クラスで古文の小テストやるらしいよ!"

"まじか、範囲ってどの部分かわかる?"

いつもテスト週間になる前に課題は終わらせているがそれ以降の

勉強は国語系統を一番最後に回してしまっているためこのままでいくと

完全に対策なしの状態でテストを受けることになるかもしれない。

まあ常日頃から勉強しているためいいかもしれないが念のためだ。


"今回の定期テストの範囲と前回の定期テスト範囲分!"

"了解!助かった!"

"よかった。前回の定期テストの古文のところさ結構やばかったから

この部分だけど教えてくれない?"

文乃からメッセージとともに前回の定期テストの用紙が送られてくる。

対面で話していないためか少しだけ緊張が和らいでいる気がする。


もちろん文章で会話をしているためつっかかっている感じを

文乃にも悟られないため俺にはこっちの方があっているのかもしれない。

ただメッセージの返事を打つ度に毎回これでいいよなと思いながら

送信ボタンを押しているのでそれをどうにかしたい。

それから数分、文乃から質問があった部分の古文の解説を

行って一度メッセージのやり取りを終える。


いつもならこれからすぐに勉強に切り替えれるはずなのに意識して

しまっているせいかあの説明で大丈夫だったかと少し不安になる。

それに普通に話していたわけではないけどまるで一緒の空間に

文乃がいるようでとても楽しかった。その反動というべきか一気に

寂しさが今の俺に残っていた。


いやいや、しっかりしなきゃ。テストも近いんだから。

そう気合いを入れなおして俺は再びテスト勉強力を注いだ。

翌朝、いつものように恒一と学校へ登校する。

「告白はしないのか~?」

テスト期間だというのにこいつは何てことを言うんだ……

「少しはテスト関連に集中しろよ。する気はないな」


俺はしっかりと恒一に断言する。

「なんでだ!?俺の場合はミスってぽろっと言ってしまったけど

 告白して付き合えるなんてこともあるかもしれないぞ!

 ほら、よく言うでしょ恋は勢いが大切だって」

「なんだそれ今初めて聞いたけど?」

「うん、だって今即興で俺が思いついた言葉だから。by恒一だからな!」

……本当に朝から何を言っているんだろうか。


中学の頃なんて誰誰が誰誰と付き合っているという噂が数多く流れていた。

あとは、最近あの二人が別れたみたいな話もよく耳にした。

俺はそれを聞くたびにバカバカしいと思いながら勉強をしていた。

もちろんその勉強をしていたおかげもあって今こうやってこの場所に

立つことができているのだが、思い返してみれば恋愛がバカバカしいなんて

そんなことはないと思えるようになっていた。


もちろん中学の時の自分にこんなことを言ったら絶対に違うと言って

否定されるだろう。でも今の俺は付き合うか付き合わないか告白するか

告白しないかみたいなことすら考えているのだ。

でも実際、付き合うってことはどういうことだろうか。

「なあ付き合っていて楽しいのか?」

ふと疑問に思った俺は恒一にそんな質問を投げかける。


「いきなりどうした、もしかして俺が付き合っていることにやきもちを

 焼いたのか?かわいいやつめ」

「そういうことじゃないって。ただ単に疑問に思っただけで」

「もちろん楽しいよ。まず第一に自分が愛している人が自分のことを

 愛してくれるんだから。それ以上に幸せなことはないと思うよ。

 それに加えてみんなとじゃなくてその人と一対一で一緒に

 どこかへ遊んだり行けたりするってことは最高に楽しいよ」


「でもそれって付き合ってなくてもできるんじゃないか?」

「ん?どういうことだ?」

「だから、お互いに気持ちを伝えあうのは必要として彼氏彼女の関係に

 ならなくてもいつもの友達の関係のまま今言ったやりたいことを

 やればいいんじゃないか?好意を伝えているわけだから

 両者とも愛し愛されているわけだし」


「つまり理久が言いたいのは告白はするけど彼氏彼女、

 付き合っているという関係にしなくてもいいんじゃなってこと?」

「うん」

「理久、それを恋している女子に言ってみろ。翌日には同じく恋している

 女子をたくさん引き連れてこぶしで殴りにかかってくるぞ。

 確かに別にカップルっていう関係性を作らなくてもいいけど

 恋愛の最終目標ってそこだからみんな両想いだったらカップルに

 なるっていうのが常識なんだよ」


「……そういうものなのか。やっぱり恋愛ってよくわからないや」

「まあまあ誰しもが初めは初心者なんだからそこまで慌てる必要はないよ。

 それにしても理久はなかなか普通とは違う考え方をするんだな」

「ん?なんか言ったか?」

「いやなんでも、あっ一条さんだぞ!」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ