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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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#46 文化祭~後編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

「それではゲームスタート!」

いきなりアナウンスが流れてびっくりしたが目の前のプロジェクターには

銀河の背景に宇宙人のような敵が現れた。

それと同時に俺たちが持っている銃の先から光線が放たれている。

銃の引き金を引くと銃声とともに画面が点滅する。

なるほど後はこうやって敵に焦点を当てて倒すのか。


「お~!あっ、こっちにも!」

すぐにルールを理解した文乃は銃を振り回して次々に敵を倒していく。

俺も負けないように敵を倒す。途中に現れる金色の敵は

増えるスコアが多いようでいち早くそれを理解した文乃が

まさにキラーマシンのようだった。


何十体と倒すと今度は"BOSS"の赤い文字とともにかなり大きな

敵が出現した。おそらくこいつを倒せばゲームクリアなのだろう。

気合いを入れて俺は銃を構えなおす。横をちらりと見ると文乃も

集中している様子でいつも勉強している姿とは違い見惚れていた。

「ちょっ、理久!攻撃来るよ!」

「えっ」

画面を見たときにはすでに遅く、画面下部にいる俺のアバターに

ボスの攻撃があたる。まさかこいつ攻撃して来るなんて。


左上の表示されているハートはおそらく残りのライフだろう。

「も~、しっかり見てよね!また来るよ!」

文乃はそうはしゃぎながらシューティングゲームを満喫していた。

そして数分後、文乃の攻撃がとどめとなり画面全体に"GAME CLEAR"の文字が。

「やった!クリアした!!」


あれだけ長く感じた待ち時間と比べてプレイしているときは本当に

あっという間だった。時刻を確認すると十二時になろうとしていた。

「時間もちょうどいいし、どっか食べに行こうか」

「そうだね!どこがいいかな~」

文乃はそう言いながらパンフレットを広げる。

「文乃のクラスの焼きそばは?」

「あっ……えっと、い、いいよ……」

さっきまでのテンションは一気に変わりながらもそう言う。


不思議に思いながらも俺たちは文乃のクラスへ行く。

「あっ!一条さん!隣にいるのは……何でもないわ!焼きそば二つ!」

メニューがそれ以外にないのか俺たちの人数を確認すると

すぐに厨房の方に声をかける店員さん。

それからほどなくして焼きそばが出来上がる。

近くに用意されてあった席に腰を下ろし俺たちは昼食を取る。


「ん!おいしいな!」

「別にスーパーの食材を混ぜって作ったものだから

 そこまでのクオリティじゃないよ」

そう言いながらも文乃はとてもおいしそうに食べる姿を見せていた。

すると全校アナウンスが流れ始める。

「この後、午後一時より有志によるステージパフォーマンスが

 行われます。ぜひ体育館へお越しください」

この凛とした声は鷹宮さんだろう。


「さっき生徒会の人たちにあったけど結構忙しそうだね」

俺よりも一足先に食べきった文乃が言う。

「だね、しかも当日までずっと準備があって恒一が生徒会の方へ

 顔を出していたからそれだけ大変だったんだろうね」

そう話しながら俺は最後まで食べきる。

「せっかくだしステージパフォーマンス見に行こうよ!」

「そうだな行くか」

そう言って俺たちは体育館へ移動する。


時間も早かったためか人数はぼちぼちといった感じだった。

「あっ!一番最初のステージ生徒会の人たちによるものだって!」

「まじか、恒一のやつ何も言ってなかったけどな」

「サプライズにしたかったんじゃない?」

なんて会話をしながら開演時間まで待つ。


開演五分前には結構人がおり、体育館の四分の三くらいは

人で埋まっているような感じだった。

「結構人多いね、もしかして多くのクラスの出し物とかは

 午後とかやってないのかね?」

「どうなんだろう?さすがに回せれるくらいの人は待機してるんじゃない?」


「皆さん、ようこそお集まりくださいました!この旅の案内人である恒一です!」

「助手、アサリ!」

カタコトの日本語で話すのは神谷さんだった。

「それでは最初のステージは私たち生徒会によるものです!それではどうぞ!」

恒一がそう言うと体育館の電気が一気に消される。

生徒会のものはメンバーがステージ上を動き回るダンスパフォーマンスだった。


驚いたのは全員がほぼ息ピッタリに動いておりブレがないのがすごかった。

曲が終わると同時にピタリと動きを止める生徒会。

まさに一番最初のステージにはふさわしいものだった。

「すごい」

ただそれよりも印象的だったのはそのステージに目を輝かせながら

見ている文乃がつぶやいたたった一言の言葉だった。


こんな一言で別に何ともないのだが、なぜかその言葉にドキドキした。

それからステージは進んでいき様々な専念されたパフォーマンスが

繰り出されていた。その一つ一つがどれだけの練習量を要したのかは

分からないがそれ相応の努力があったことが見えた。

あっという間にステージパフォーマンスの二時間が過ぎ去っていった。


「めちゃくちゃすごかったね!」

体育館から出るとまだ興奮が冷めていないようで文乃が

嬉しそうな表情と声で言う。

「だね」

文乃のその顔にドキドキしていた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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