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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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#4 放課後の日課

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

「まもなく下校時刻ですので速やかに退室してください」

俺たちが教えあいながら勉強をしていると凛とした声が聞こえてくる。

「あっ……す、すみません。今日もありがとうございました鷹宮さん」

「えっ!?一条さんあの先輩と知り合いなの!?」

そう驚いていたのは恒一だった……そういえば、恒一のやつあの先輩が

美人だとか言っていたよな。早くも恋の歯車が動き出すのか?



「ま、まあはい……知り合いと言ってもテスト週間中に会った人なので」

苦笑いしながら一条さんはそう言う。

「二年、図書委員長の鷹宮才華(たかみやさいか)っていいます。よろしくお願いします」

その丁寧に言う様子から信頼の厚い人なんだろうなと勝手に想像した。

「ただ、時間なので帰りながら話しましょうか」

俺たちを帰るように促す鷹宮さんとめちゃくちゃ喜んでいる様子の恒一。

恒一って単純だなと思いながら俺たちは図書室を後にした。


帰り道、俺と恒一が前に二人で並んで帰る。

「あっ、あの今日は二人ともありがとうございました。

 おかけで分からなかったところもめちゃくちゃ理解できました!

 ……その、明日からでも一緒に勉強をしてくれませんか?

 私から無理を言っているのは承知なのですがお願いします!」

俺が意見を言う直前に恒一が口を開く。


「もちろん!協力してみんなで上位層……いやトップ層を狙おうぜ!

 なっ、理久もいいよな!教えるのうまいし」

「ああ、他の誰かに教えるのって案外効率よかったからな。

 これからもよろしくね」

「はい!よろしくお願いします!」


そんな会話をしていると鷹宮さんが微笑んでいた。

「一条さんと会ったのもつい最近だけどこうやって

 楽しそうに話していると私もうれしいな、毎日放課後は

 図書室を開けてるからぜひ使ってね」

「ありがとうございます!」

一条さんがニコリと笑って鷹宮さんにお礼をする。


「鷹宮さんも俺たちと勉強しましょうよ!」

そう誘ったのはほかでもない恒一だ。すると鷹宮さんは

「私もそうしたいのは山々だけど、図書委員の仕事があるからね。

 放課後の図書室は利用者が少ないけど利用してくれる人がいる以上

 仕事をさぼるわけにはいけないので」

そう優しく断ったが、恒一はそれに対して"恋心"が燃えたのか

「じゃあたまにでいいので来てください!」


するとその圧に負けたのか苦笑いしながら鷹宮さんが言う。

「わかった、たまにそっちに行くわ」

……恒一の恋が叶うのはまだまだ先のようだなと思いながら

それぞれの方角へ帰ろうとすると一条さんが思い出したかのように言う。

「あっ、あの……よければみんなで連絡先だけ交換しておきませんか?

 一人で勉強してるときにわからないところがあったら気軽に

 相談できる場所がほしいので……

 も、もちろん無理でしたら全然大丈夫です」


後半にかけて一条さんの声は小さくなる。

「いいねそれ!交換しておこうぜ!ついでにグループも作っとくわ!」

こんな時にこうやってコミュ力が高い恒一はスムーズに事を進める。

まあおそらく彼のたくらみとしてはそこから鷹宮さんとの

会話につなげることだろけど……


「理久もいいよな、鷹宮さんもどうですか?」

「いいよ、一条さんの言う通り便利かもしれないな」

「いいですよ、勉強意外にもどこかへ遊びに行きたいですね」

結構みんなノリノリで"学校は勉学をするだけ"の場所だと思っていたが

こうやって人と交流することも悪くないなと思った。


連絡先をそれぞれ交換しグループも作った俺たちは

そのまま各自の家の方向に解散という流れになった。

俺と恒一は家の方向が同じなのでそのまま一緒に帰る。

「やったぜ!なんか流れで鷹宮さんの連絡先も手に入れれた!

 恋愛の幸先絶好調だぜ!」

そう嬉しそうにはしゃぐ恒一に対して苦笑いしながら


「よかったな、なんか学校で勉学だけの場所じゃないんだな」

「そりゃあそうだろう……って言っても確かに理久はいつも

 そう言っていたからな。こうやってやるのも悪くないだろ?」

「ああ。まあそうだけど恒一みたいにすぐに恋愛に飛びつくのは

 いまだに理解できないな」


「恋愛するといろいろ良いぞ。なんだか世界が輝いてみえるし」

「つまり今の恒一の見えている世界は輝いているのか」

「そういうことだ!お前も恋愛すればいづれわかるはずだぞ!」

「まあいづれな、恋愛もほどほどにしてしっかり勉強しろよ。

 まあ俺が言えた立場じゃないけど」

「わかってるって!鷹宮さんに勉強を教えてもらって学業と恋愛を

 両立するつもりでいるから大丈夫!」


そうニコニコとした表情で答える恒一に俺は思わず苦笑いをした。

「それは全然いいけど、大丈夫なのか?」

「大丈夫!脈なしも脈ありに変えれば問題なしだからな!」

……今の状況が"脈なし"ということは彼も充分理解していたようだ。

「それに恋愛すれば自然と勉強のやる気も出るからまさに一石二鳥だよ!」

そう自信満々に語る恒一に対して俺は思わず冷ややかな視線を

送ってしまった。まあ恋愛を経験したことがないからわからない。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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