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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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39/66

#39 神谷さんのアプローチ

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

恒一からうれしい報告を受けたその日の夜。

いつものように宿題と勉強をしているとメッセージが届く。

見てみるとそこには神谷さんの文字があった。

そういえば恒一が勝手に教えたんだったな……

本当にあいつは何をやっているのかと思いながらメッセージに目を通す。

"Hello. I apologize for exchanging contact

information without your permission.

(こんにちは、連絡先を勝手に交換してすみません)"


まあ、別に連絡先を交換するくらいなら大丈夫だけど……

いつもの通り日本語で返事を返すところだった。しかし英語で会話する分には

全然問題ないけどこうやって文章に起こすと結構大変だな。

"It's okay, what else happened?(大丈夫だよ、それよりどうしたの?)"

俺がメッセージを送ったと同時に既読がつく。

"No, because I want to send a message to someone I like.

(いえ、好きな人にメッセージを送りたかったので)"


好きな人という単語に少し驚く。神谷さんが俺のことを好きということは

前から知っている。ただその事実をこうやって当の本人から伝えられると

なんだか気恥ずかしいというかなんというか。

そしてなんて返事をしたらいいのかわからず俺は

"I see.(そうなんだ)"

とだけメッセージを返す。


"If you're interested, please let me know(迷惑なら言ってください)"

迷惑……そんなことは微塵も思わない。恒一を見ていたらわかるが

好きな人とは少しでも長くいたいし同じ時間を共有していたいと思う。

まあ恋愛を経験したことがない俺が言うべき言葉ではないだろうけど。

"I don't think it's a bother, but it might be

difficult to respond to Kamiya's feelings.

(迷惑ではないよ。ただ今は神谷さんの気持ちには応えれない)"


少し迷いながらもそんな旨のメッセージを送信する。

"That's true, but that doesn't mean I'll give up!

(そうだよね、でもそう言われても諦めないから!)"

そのメッセージには決して諦めない神谷さんの強い部分が見えていた。

どう返事を送ろうか迷った俺はグッドのスタンプを返す。


それから神谷さんからのメッセージは来なくなり三十分後、

今度は恒一の方からメッセージが届いた。

"理久、神谷さんから何かメッセージあったか?"

絶対恒一はこの状況を面白がっているんだろうなと思いながら

"まああったちゃああったよ。それよりも勉強は大丈夫か?"


"もちろん!というか今さっきまで鷹宮さんと通話で勉強していたから!"

……そうだった、今は恒一と鷹宮さんと付き合った日の夜だったんだ。

なんでこんなのろけ話も予想できなかったんだろう。

苦笑いしながら俺は良かったなと送る。

"それはそうとして、神谷さんからはなんて?"


わざと話題をそらしたのにまた戻してきたな。

"勝手に連絡先聞いてごめんとまだ諦めないからってこと"

"なるほどな~、恒一も少しは考えてあげればいいのに"

"考えたよ、ただ今の俺にとって恋愛は全然わからないし好きって

気持ちがわからないまま付き合うのもさすがにって思ったから

今は気持ちに応えられないって返事をしたよ"


"勉強はできるのになんでそういう人に限って恋愛偏差値は低いんだ?

まあ一条さんもいるからそういうことも考えて後悔ない選択をしろよ!

俺は今一番幸せだから問題なし!"

最後の最後までのろけをはさんでくる恒一に若干あきれていた。


翌日、恒一と登校していると後ろから声をかけてくる人物がいた。

「Good morning, Shinomiya-san(おはよう篠宮さん)」

「Ah, good morning(ああ、おはよう)」

いきなりということもあって俺は少々びっくりしながらあいさつを返す。

隣では恒一がにやにやしながら俺の腕をつついていた。


すると今度は声のボリュームを少し落として

「I love you.(大好き)」

と言いながらニコリと笑って学校へと姿を消していった。

「やっぱり理久、神谷さんから相当好かれているな」

諦めないとは言っていたけどまさかここまで大胆にしてくるとは。


嬉しいのか嫌なのかわからない気持ちが宿る。

教室に着くと俺を見ると数人が何か噂をしていた。

こんな光景は入学以来一度も見たことがなかった。

大半は自分の席で静かに勉強をしているためこうやって

誰かが何かの噂をするという風潮は全然なかったのだ。


後ろからついてきた恒一が言う。

「体育祭のこともあって理久と神谷さんの仲が結構噂されているらしいぞ」

まさか、俺の知らないところでそんなことになっていたとは。

普段なら噂が流れるなどはほぼないはずなのに。

やっぱり俺だけが遅れているだけでみんあ恋愛は興味があるのか?

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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