表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/66

#34 体育祭~後編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

恒一と話していると借り人競争はすでに始まっていた。

俺たちのクラスは順調な滑り出しでお題に合う人をすぐに

連れて行ってゴールを繰り返す。現在は基本同じクラスからのみだが

後半戦では他クラスからでも借りることが許されている。


「てか恒一が恋愛の話に乗っかってくるとは意外だな」

さっきまで話していた続きだろうか、恒一が話始める。

「まあ当事者になったかもしれないからさ」

ほんのちょっとだけ気が変わったのかもしれない。


「まあいつでも相談はしろよ!お前よりも断然恋愛経験はしているから」

別にそこまで誇ることじゃないと思うけどなと思いながら苦笑いをする。

「Shinomiya-san, please come!(篠宮さん来てください!)」

するとトラックの方から知っている声がする、神谷さんだ。


一瞬、戸惑っていると恒一からも"行け!"とせかされる。

言われるがままに転びそうになりながら神谷さんと一緒にゴールまで向かう。

気が付けば、後半戦に突入していたようで他クラスから借りるのも

良いというルールに変わっていたのだ。

ただまさか俺が借りられる立場になるとは思ってもいなかった。


ゴールして俺はその場に倒れ込む。いきなりというのもあって

かなり体力をもってかれてしまった。

息を整えた俺は神谷さんにお題は何だったのかと問う。

「You'll understand later!(後で分かりますよ!)」

そうニコリと笑ってどこかへ行ってしまった。


その後、先生たちに誘導されて借りられた人たちが集まっている

ところへ向かう。数分後、借りられてきたであろう恒一も

同じところへやってくる。恒一の顔はニヤニヤしていた。

「いや~、お題の判定が楽しみだな~」

「いや別にお題に沿ってさえすれば良いからなんでもいいだろ」

「そういうことじゃないんだよな~」


さらに数分後、ゴールした順にお題とともに借りられた人が

発表されていく。そしてとうとう俺の番になった。

「お題は"好きな人"です!先生これはどういった意図があるのでしょうか?」

「先に言っておきますが、恋愛的な意味でお題を課したわけではありません。

 お題がないフリーな人つまり誰でもよいから人を連れてくるというものです。

 もう一度言います、恋愛的な意味では決してありません」

隣にいる神谷さんを見ると耳まで顔が真っ赤に染まっていた。


その後、なんやかんやあったが何とか借り人競争を乗り越えた。

「あのお題、先生が考えたものだったのか。そしてその先生曰く

 決して恋愛的な意味はありません……その言葉に対しての

 神谷さんのあの反応、完全に理久のことが好きってことだよな~」

……恋愛経験はなくともそれくらいはわかる。

現にこちらに戻ってくるまでクラスのいろいろな人から

根も葉もないことを聞いてきたのだから。


「……これであの言葉の意味自体はわかったけど」

「うんうん、理久が言いたいのは"まさかあそこまで積極的なんて"って

 ことだろう?当たってるだろう?」

「まあそういうことだ」

「それで理久は一体どうするつもりだ?」


昼食である弁当を食べながら恒一が質問してくる。

「どうするつもりだって言われてもどうするつもりもないよ」

「いやいや、そういうわけにはいかないでしょ。ほら前に言っていた件も

 完全なる告白だったってことだろう。それなら理久も

 自分自身の意見を示さないと向こうが報われないぞ」

今日は珍しく真剣な表情で恋愛について話す恒一。


「そうだけど、ん~……今の俺の気持ちが全くわからないんだよな」

「それはつまり神谷さんに対しては恋愛感情がないってことか?」

「ああ、恋愛経験がないからさどうしたらいいのかさっぱり……」

「それなら今、理久が俺に説明したみたいな感じでいいんじゃないか?」

「今俺が恒一に説明した感じ?」


「うん、恋愛についてよくわからないこと今の段階では神谷さんを

 好きになれないこと今理久自身がどう思っているのかを

 神谷さんに話せば多少は救われるんじゃないか?

 答えを出されないままアタックし続けると受け止める側も

 つらいしアタックしている側もいづれ諦めるかもしれないから」

「……なるほど、自分が思っていることを伝えるか」


「そうだ。まあ神谷さんがまだ返事とかを求めていないならそこまで

 早く結論を出す必要はないと思うけどな」

「確かに恒一の言う通りだよな。いろいろとありがとな」

「もちろん!困ったらいつでも頼ってくれよ!」

何度も思っているけど中学の時"学校は勉学だけをする場所"って思って

恋愛をしている恒一を正直、あきれた目で見ていた気がする。


しかしこうやっていざ当事者になってみるとより繊細に相手の気持ちを考えて

行動する必要がある。それに今回見たいな思ってもいなかったことさえ

ありえるためその辺をどうやってうまく利用して自分の良い方向に

持っていくのかという様々なことを考える必要があるため

中学の時の恒一はとても大変だったんだろうなと思うほかなかったのだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ