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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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31/66

#31 衝撃の出来事

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

体育祭の準備も無事終えて、俺たちは朝礼台へ集まる。

「新生徒会に元立候補者のおかげでスムーズに体育祭の準備を

 行うことができた。選挙の話はあまりするつもりはないが

 当選した者も当選しなかった者も学校のリーダーとして

 みんなを引っ張ろうとしている意思をこれからの学校生活でも

 しっかりと反映していってほしいと思っていて今回準備を頼んだ。

 心配するまでもなく手際よくこなす姿はまさにあっぱれだ。

 長くなったがこれからもよろしく頼むよ、それじゃあさようなら!」


一同挨拶をしてやっと帰れると思った俺はすぐに学校を出ようとするが

先生から追加で書類を職員室へ持っていくよう頼まれてしまった。

はいっと言って渡されたが、これかなりの量あるぞ……

恒一に手伝ってもらおうかと思ったが鷹宮さんと楽しそうに話していて

さすがに邪魔をするのは悪いと思った俺は仕方なく一人で向かう。


「I'll help you(手伝うよ)」

すると神谷さんはさらりとそう言って俺の手から書類を半分奪う。

「えっ、あ、ありがとう」

いきなりの出来事だったため思わず日本語で話しかけてしまう。

「ど う い た し ま し て」

神谷さんは慣れない日本語で言う。そういえば日本語も習得中だっけ。


誰もいない廊下で二人だけの足音が鳴り響く。

「It's late, but the election was great.(遅くなったけど、選挙良かったよ)」

「Thank you, Kamiya-san was also great. And congratulations on winning.

(ありがとう、神谷さんもよかったよ。それと当選おめでとう)」

「Yes, thank you. I also thought Shinomiya would win.

(うん、ありがとう。篠宮君が当選すると思っていたんだけどな)」

俺へのあおり……いや、そんなわけないか。

それに俺自身、恒一が当選してよかったと思っているし。


職員室に書類を届けてやっと解放される。

下駄箱で靴に履き替えていると後ろから神谷さんが耳元でささやく。

「I love you(愛してる)」

"えっ"という声を発すると同時に神谷さんはニコリと笑って

走ってその場を立ち去って行ってしまった。

……一人残された俺は少しの間その場に立ち尽くしていた。


それから数分後、先生に見つかってすぐに帰れと忠告を受けてしまった。

誰もいない道、その間俺はずっとさっきの神谷さんの言葉を考えていた。

神谷さんが発した言葉はそれはいたって単純で小学生ですら

知っている意味の英語……ただその意図がくみ取れない。

普通の告白……いや、あんなサラッと言えるものなのか。

それに初めて会ったのは生徒会選挙の書類を俺が拾ったとき。

まだ会って一か月も過ぎていないし……


ということは単なる"友達としての好き"なのか?

いやそれにしてはやはり期間が短すぎるし……それにあんないきなりで

なくてもいいはずだ。考えれば考えるほど神谷さんの意図が読み取れない。

大きなもやもやを心に抱きながら俺は帰路に着いた。


翌朝、一人で答えを出せなかった俺は恒一にとあることを聞く。

「なあ恒一……もし、会って間もない人から突然"愛してる"って言われたら

 恒一はどんな意図があると思う?」

「お前、もしかして告白されたのか?」

「ち、違うから。もし、仮にそういうことが起こったらの話だから」

「理久自身から恋愛の話をするからやっぱりそういうことだったんだな」


相談する相手を間違えたかもしれない……

「だから違うし。というか早く質問に答えてくれないか?」

「ん~そうだな~。それは告白だと受け取って間違えなさそうだな。

 会って間もないって理久は言っていたけどそれは向こう側がちょろいか

 理久があまりにも魅力的過ぎるの二択になるな」

「勝手に俺が告白された前提で話を進めるな!……でもそうなのか」


「ああ、もし相手がちょろかった場合それは理久の内面ではなく

 外見でしか判断してない可能性が大きいと思う。もちろんそれは

 人それぞれでその人に聞いてみないとわからないけど少なからず

 俺から言わせてみればそれは告白で間違いなさそうだな」

「そうか……なるほどな」

「で、相談に乗ったんだから相手を教えてくれよ。もしかして

 一条さんか?二人とも最近名前で呼んでいたから怪しかったんだよな。

 あっ、でも会って間もないって言っていたから違うのか~」


「だから勝手に俺が告白された前提で話を進めるな!

 もしもの話だから、もう別に気にするな!」

「いやいや、その言い訳は無理があるって。大体、もしって言っている割には

 例が具体的過ぎるんだよな~。それにいつもそこそこ冷静な理久が

 ここまで俺に突っかかってきて必死に言わないってことはそういうことだよな。

 頭はいいはずなのにこういうところだけはほんとゆるいからな理久は」

「……わかった、この話はなかったということで。恒一の考えのままでも

 かまわない。ただ俺はあくまでもしもの話だからな」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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