表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/15

#3 恋の歯車は動き出す!?

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

「それじゃあ前に行ったテストを返却するぞ~。

 順位に関しては次の休み時間に廊下に張り出されるから

 それを見ておけ~、それじゃあ名簿番号一番から取り来い~」

俺は祈るようにして自分の番号まで待つ。


正直、中学の時はトップ層に入るのは楽勝でいつもテスト返却の際は

平然とテストを受け取っていた……しかし今回はそんなうまいこといかない。

手ごたえは文字通り最悪で、過去に取ったこともないような点数になるのではと

覚悟している。ちなみにテストが終わった日に恒一と話していたが

やっぱり彼も手ごたえはいまいちのようでやばいらしい。


自分の番号が呼ばれテストが返却される。

俺の五教科平均は七十九点でまさかの総合四百点にすら届いていなかった。

思わず歯を食いしばる。中学の時なら簡単に四百八十前後を取れていたのに。

横目で恒一の様子を伺ったかが彼もいつもよりうなだれている様子だった。

はぁ~……これじゃあ順位を見るのも憂鬱だ。


そんなこんなで休み時間になった。もちろん廊下には

一学年がたくさん集合するため廊下はごった返していた。

人の波を何とかかいくぐりながら自分の順位を確認する。

"篠宮理久 六十七位"……学年全体は百人、つまり俺は後ろから

数えた方が早いということだ。


おそらく総合の平均点としては四百二十から三十あたりだろうか。

……あの難易度のテストで一教科約八十六点はもはや

天才を超えて化け物ではないかと思うほどだった。

気になったのでついでに恒一の名前も探す。すると俺の五個前に

彼の名前があった。どんぐりに背暮らべではあるが

若干の差で今回は彼の勝ちだ。


とはいったものの、こんな点数で勝負していると自分がバカバカしく

思えてくる。次のテストは今まで以上に勉強をしなくては……

そう思った俺は恒一を誘って放課後、図書室に勉強をしにいく。

今までテスト週間だったため図書室の利用を控えていたが

この時期なら大丈夫だろうと思い向かう。


「まさか俺たちがここまでだったとは~……」

なんて自分を過信評価していた恒一が言う……ただ実は言うと俺も

"いつも通りトップ層くらい楽に狙えるだろう"と高をくくっていた。

つまり上には上がいくらでもいるわけだからもっと努力しろ、

そういうことだろう。しかしこうやって結果を前にするとやる気なくすな。


図書室へ入ると、案の定人がかなり少なかった。

それでも女子が一人でもくもくと勉強しているのが見えた。

俺たちは邪魔にならないところへ移動してテキストやワークを開く。

「なあなあ、受付のあの先輩美人じゃない?」

恒一に促されて受付で静かに本を読んでいる先輩に目を向ける。


「……はぁ~、テストで気が落ち込んだから勉強しにきたのに

 なぜおまえはそうやって恋愛の方へ走る」

恒一にあきれながらそういう。

「仕方ないだろ、勉強のモチベにはやっぱり恋愛がないと!

 それに青春と学生っていう時期は人生で一度きりなんだから!」


「……まあ恒一が楽しそうなら別に俺はそれでいいよ。

 とにかく俺は勉強をするから邪魔だけはするなよ」

「さすがにわかっているよ」

そう言って恒一はさっきの先輩をちらちらと見ながらも勉強をしだした。

全く、勉強をするならそっちに集中しろよなと思った。


それからどれくらい時間が経過しただろうか。

地味に集中力が切れかけていた俺は気分転換替わりに周りを

ぐるっと見回す。ただ、相変わらず映る景色は同じで

多くの本棚と机といすそして少し奥には一人でもくもくと勉強している女子。

ただ何となく、何となく見ているとその女子と目が合う。


するとその子はいきなり周りにあってテキストなどを次々に閉じて

一冊にしたのちに俺たちのところへ来る。

「あっ……あの勉強教えてくれませんか!」

「えっ」

まさか、そんなことを言われると思ってなかったため俺はそんな声を出す。


「と、隣失礼しますね……実は今日返されたテストで……その

 ひゃ、百位を取ってしまって……も、もしよければお願いします!」

いきなりそんなことを言われるのだから俺は戸惑う。

するとその様子を見ていた、恒一が言う。


「いいぜ!俺たちもまだ力不足だけど一緒にしようぜ!

 な、いいよな理久!」

「あっ、ああ。まあ恒一の言う通り全然だけどな」

「あ、ありがとうございます!えっと、一条文乃(いちじょうふみの)って言いますお願いします!」

「よろしく!俺は白川恒一で幼馴染の」

「篠宮理久だ、俺たちも一年だから敬語とか

 そういう堅苦しいのいらないからね一条さん」


「わ、わかりました!って敬語になってる!?す、すみません!」

また敬語になってると思いながら自分の勉強も行いながら

一条さんの勉強も教える。

こうやって人に勉強を教えたりすることは中学時代に

よくあったから少し慣れているのだ。


「なるほど!篠宮さんの説明わかりやすくて理解しやすいです!」

その結果もあってかそんなことを言われた。

俺は自分でもわかるような様子で照れくさそうに"ありがとう"と言った。

そして日が傾き始め……

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ