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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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#26 生徒会選挙

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

すぐにテストが終わり放課後、俺たちは結果報告もかねて図書室に集まる。

「私の方はそこそこって感じです、でも難しかった……」

思わずどっちだよ!とツッコみたくなる感想だった。

「俺は前回の休み明けテストがひどかったから必死に頑張ったよ」

そう嬉しそうな顔をしながら言う恒一。

お互いの手ごたえの報告も済んだことだし……


「とうとう明後日が選挙当日ね」

いつもより重みのある口調で鷹宮さんが言う。

「はい、とはいっても俺たちここまで頑張ってきたんですから

 きっと大丈夫ですよ!もう突き進むだけですから!」

なんとかっこよい言葉を投げかけるのだろうか。


「そうですよ!確かに準備とかいろいろ大変でしたけど鷹宮さんが私たちに

 打ち明けなかったら今の状態はなかったですし、一人じゃないです!」

恒一に続いて文乃も鷹宮さんの気持ちをあげるような言葉をかける。

「みんなありがとう……よしっ、じゃあ最終確認するわよ!」

みんなの気持ちが伝わったのか鷹宮さんはそう言って張り切っていた。


二日後の五限目が終了した……俺たちは先生の指示の通りに

体育館へ向かう。ステージには大きな台と立候補者分の椅子が並べられていた。

「それでは全校生徒が入場するまで静かに待機していてください」

先生が軽く流れを説明された後にそう言われ、だいぶ緊張する。


文乃をちらりと見ると緊張しているのか原稿用紙にはすでにしわがあった。

一方、恒一は自信に満ちた目をしていた。鷹宮さんは不安と期待二つが

混じった複雑な様子だった。それ以外の立候補者もほぼみんな緊張しており

やっぱりこの状況が怖かったのだろう。

しかし文乃の唯一のライバルである神谷さんは真剣な顔で

隣の女子と何か打ち合わせをしていた。隣の女子は立候補者には

いない人でなぜそんな人が?と思いながら静かに待機する。


数分後、目の前には全校生徒約三百人がいた。

体育館にいっぱいいっぱいになりながらも真剣なまなざしでこちらを

見る全員。さっきよりも格段に空気が張り詰めた。

「それではただいまより生徒会選挙の当日演説を始めます。

 まずは二年生生徒会長立候補者の皆さんからです、お願いします」

司会の人がそうアナウンスすると威勢のよい"はい!"という返事が聞こえる。


「皆さん、こんにちは。生徒会長に立候補しました二年……」

選挙が開始される。立候補者も生徒も演説している人への目線は同じだ。

緊張しながらもそれぞれの公約や企画を聞く。


「皆さんこんにちは!生徒会長に立候補しました二年二組鷹宮才華です。

 私が掲げる公約は誰もが楽しくのびのびと学習できる環境を作ることです。

 私自身、この半年間は図書委員の委員長を任されてきました。

 その中でテスト期間になると真剣なまなざしで勉強する皆さんの

 姿に当たり前だと思っていたことが輝いていることだと実感しました。

 そして図書委員長で新たな人との交流もありました。

 それこそ今このステージに立っている人もその一人です。

 学習環境を整えることで人間関係にも良い影響を与えることを実感しました。

 そんな関係を作れてさらにはのびのびとゆっくりとできる空間を

 提供してきた図書委員の経験を活かして公約達成を実現し

 この学校がよりよいものへとすることをここに誓います!

 そのためにぜひとも鷹宮を生徒会長へとお願いします!」


いつもの凛と話していた鷹宮さんの印象とは打って変わって

強く語り掛けるような芯のある話し方に聞こえた。

最後まで鷹宮さんの当日の原稿は見せてもらえなかったが

まさかここまですごいものを仕上げているとは……本当にすごいと思った。

「続いて一年生立候補者の演説です、お願いします」


とうとう俺たちの番が来た。

「皆さんこんにちは!生徒会に立候補しました一年一組の白川恒一です!

 先輩方みたいなかっこよくてしっかりとした演説ではありませんが

 少しだけ私の演説に耳を傾けてください」

周りの立候補者も見回しながら独特な入り方をする。

「実は言うと今回立候補するにあたって生徒会長に立候補している

 鷹宮さんの存在が大きかったんです。最初こそみんなで

 学校を引っ張っていけるような人たちになったらすごいよなみたいな

 中学生のようなノリで立候補しました。しかしいざ立候補しようと

 思いどの部分をよくするようにしていこうと考えましたが思いつきません!」


一呼吸おいて再び話し出す。

「この高校は学力が高いと皆さん知っての通りですがそのおかげで

 弱点がないと言っても過言ではないのです!

 前置きが長くなりましたが私の公約は継続を"続ける"が簡単に

 できる人たちを育て上げるような環境にしていけたらと思います!

 事前主張でも話しましたが具体的な企画などは全くありません!

 しかし私は全ての立候補者よりもやる気はあります!

 このやる気を継続させながら公約達成にいそしんでいきたいと

 思っていますのでぜひ白川恒一を生徒会によろしくお願いします!!」

最後は身振り手振りで思いを伝えて終わった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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