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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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25/66

#25 生徒会選挙事前主張

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

それから数日後、選挙の準備をしているとあっという間にテスト期間に突入した。

朝のHR前、俺と恒一は会議室に集められてこれから行う事前主張の説明を受ける。

それぞれの教室に回って公約や主張を行うものだ。

「よしっ、二年生の人たちに勝つために頑張るぞ!」

ここにいる全ての人がライバルでありのちの仲間かもしれない。


文乃や鷹宮さん、そして神谷さん全員の顔つきは真剣そのものだった。

一クラス分とはいえ、その目の前に立つと緊張しそうだな……

先生からの説明を受けて俺は指定されたクラスへ向かおうとしたとき

「You're also running in the election(あなたも選挙に出るんですね)」

「Yes, that's right. Let's do our best.(ああ、そうだよ。お互い頑張ろう)」

「Of course.(もちろんですよ)」


「あの人が神谷さん?」

「うん、俺たちも指定された教室へ向かおうか」

そう言って俺たちは教室へ向かう。窓の向こうから見えるその景色は

まさに全員が真剣に話を聞こうとしている態勢だ。

極度の緊張で少し足が震えている……落ち着け俺……大丈夫だ。

隣の教室を見るとちょうど恒一がこちらに目線をちらりと向けて

教室へ入って行くのが見えた。よしっ、行こう。


「おはようございます。この度生徒会選挙に立候補しました

 一年一組の篠宮理久です。よろしくお願いします。まず私が

 目指す学校の在り方として……」

その後、考えてきた事前主張を思い出しながら教室全体を見回す。

話していると隣のクラスからわずかに笑い声が聞こえてくる。

やっぱり恒一はトークセンスがあるなと思いながら集中しなおす。


「これらのことを実現するためにぜひ篠宮理久を生徒会によろしくお願いします」

言い終わった俺は深々とお辞儀をする。すると教室からは拍手が起こった。

教室を出た俺は少しだけ肩の力を抜く。とりあえず乗り越えた。

とはいってもまた明日からも事前主張はあるんだけどな……


すると先に終わった恒一が教室の前で待っていた。

「お疲れ!」

「恒一も、やっぱり緊張するな」

「だな。普段大人数の前に出ることとかないからな」

そんなことを話しながら俺たちは自分の教室へ戻って行った。


その日の放課後、テスト期間に入ったということもあって図書室は

少しだけいつもよりうまっていた。

「理久……やばいかもしれない……」

俺たちが席に着くや否や文乃が焦りながら言う。

「どうした、まずは落ち着け」

「……事前主張はうまく行ったんだけど帰りにたまたま神谷さんが

 主張していることを耳にしたの……それが私の公約とほぼ同じで」


そこで一息ついて文乃は話し続ける。

「私の事前主張の段階ではまだ具体的な例を出されていないのに対して

 神谷さんの方はしっかりと具体例を出していて……負けるかもしれない」

「……大丈夫とは言い切れないけど、今からでも遅くないから

 具体例を出した事前主張の文に差し替えよう。俺たちも手伝うから」

「でっ、でもいいの。テスト期間に入っているから勉強の方が……」

確かに昔の俺なら勉強を優先していた気がするでも


「恒一も行っていたけど当選するならしっかりとこの四人で

 生徒会としてやりたいし、それに勉強なんていつでもできるから」

「そうだよ!一条さんはもう少し私たちを頼っていいんだよ」

俺の言葉にかぶせるようにして鷹宮さんが優しく言う。

「そうだぜ、この四人で生徒会に当選しないと意味がないからな!」

さらに恒一まで励ましの言葉をかける。


「みんなありがとう……じゃあ今からお願いします!」

ということで広げていたテキストやワークを片付けて文乃の原稿の

書き換えにいそしむ。神谷さんの事前主張を少しだけ聞いていたため

具体例はなるべく神谷さんにかぶらないものとすることに。

ただ、そんなすぐに思い浮かぶものでないため

図書室にある本を使いながら俺たちは何とか案を出す。


そして最終下校時刻になる。何とかおおよその案を出すことができたため

後は文乃自身でそれを原稿にしてもらうだけになった。

「皆さん、本当にありがとうございます……おかげで何とかなりそうです」

「それは良かった。じゃあ俺たちもすぐに帰ろうか」

そう言って俺たちは図書室を後にした。


その日の夜、テスト勉強をしていると文乃からメッセージが届く。

"すみません、事前主張の原稿を書いたんだけどこんな感じで大丈夫かな?"

そんな文章とともに原稿が写真で送られてくる。

一通り目を通した俺は驚いた。一番初めに書かれていた事前主張に比べて

はるかに具体的になっておりこれを選挙当日に使っても

問題ないと思うほどだった。そのことをメッセージで文乃に伝える。


"本当!?よかった、じゃあこっちを選挙当日の原稿にした方がいいかな?"

"いや選挙当日の方はそれを少し変えた形がいいと思う"

"わかった!"

一言とともにペンギンがおー!と腕を上げているスタンプが送られてきた。

さあ、俺も頑張るか!

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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