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恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?  作者: アオ


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16/18

#16 夏休み勉学合宿~中編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「恋愛を成功させるには勉強を教えるのが一番です!?」をどうぞ!

合宿初日はあの後、数学の問題が出されたがいつものように解くと

無事、初日の全ての課題が終了した。

その日の夜、同じ班の人が寝静まったころ隣にいる恒一が話しかけてくる。

「おい理久、まだ起きてるか」

「どうした恒一?起きてるけど……」

まだ消灯から二十分程度しか経っていないため俺は起きていた。


「こんな勉学合宿なんて言われてるけど合宿の夜と言ったら恋バナだろ」

「……恒一の場合、合宿の夜だけじゃなくて日常生活でだけどな」

「そんなことはどうでもいいから、早く理久の恋バナを聞かせろよ!」

「はぁ~、中学の時から言ってるだろう恋愛はしたことないって」

「いやいやそんなことないだろう!!みんなも一人くらいいるだろう?」


寝てるから反応しないって……と思ったらもぞもぞと動いて

班の一人が顔を出す。半寝の状態でうなずく。

「ほら、みんなもこう言ってるし」

「……人によるだろう。とにかく俺は恋愛したことないから、以上!」

「……一条さんとはどうなんだよ。最近妙に距離が近い気がするけど……?」


「いや別に一条さんとは普通に勉強を教えあっているだけだよ。

 それにそれを仕組んだのはお前の恋愛に振り回されているからだけど?」

「ちょっ、バカお前それを言うでない!」

「えっ、恒一も好きな人いるの!?誰だよ!?」

「言わんこっちゃない……」


さっきまで恒一がうるさかったため早く寝たいと思っていたが

考えが変わった。面白くなってきた。

それから一時間、他の人たちも起きて恒一がひたすらに

問いだされていた。どうやら恒一は"俺には好きな人なんかいない"と

言い張っていたそうで、その状況に俺の一言が加わったことによって

ここまでされているそうだ。少し悪いことをしたなと思いながら

それ以上に面白いことになってきたと思う自分がいた。


翌日、朝食会場へ向かうと各班のテーブルの上に数枚の紙があった。

先生曰くこの問題を解いた人たちから朝食が食べれるそうだ。

昨日の夕食が少し早かったこともあってみんな早く食べるために

問題を解くのに必死だ。今回の教科は社会で、紙に書かれている図や

表を頼りにして答えを導いていくものだ。


この手の問題は一般的に言われる"学力"がそこまでなくても

与えられたものから紐解いていくため比較的難易度は易しいのだ。

すると案の定、俺たちの班は十分もかからずに解き切り朝食を手にいれた。

朝食は味噌汁とご飯という何とも和食のものだ。


そこから午前は走り込みから始まった……

これじゃあ運動部も合宿と対してわからねえよ……と思いながら

ただ無心で走っていた。そして走り込みが終わった後は

そのままの状態で国語、数学、社会、理科、英語の総まとめのような

問題を解かされた……この日程でかなりきつい。


午後の部に入る前に昼食の時間を含め二時間程度の休憩時間が与えられた。

「ふぅ~、疲れた~。マジでスケジュールがやばいな」

「だな、午後もこんな感じらしいから結構体力持ってかれるな」

「こんなんじゃ鷹宮さんに会ってもそこまで話せないよ~……」

本当に、休憩時間でも恋愛のことを考えてるな。いや逆に言えば

休憩時間以外では恋愛のことについて考えることなんてできないくらいだ。


休憩時間が二時間もあると各自で勉強しようということになって

各々勉強をし始める。こうやって自主的に取り組む分には疲れないのにな。

ただ、さっきの走り込みもあったからか体が少し痛い。

「悪い、ちょっとそこらへん歩いてくるわ」

そう言い残して俺は部屋を出る。いつも辛いときなんかは

こうやって気を紛らわしたりもする。まあ今回は別につらくはないが。


一人でぶらぶらしているとばったり一条さんと会う。

「あっ篠宮さんこんにちは。合宿大変だね」

「だな、ゆっくりする時間が全然ないよ」

「午前、外から見てましたが走り込みしてたね。大変そう」

「ああ大変だったよ。勉強の方は順調?」

「はい!班の人たちがみんな頭いい子ばかりなのでめちゃくちゃ

 教えてもらって何とか着いて行けています!」


「それはよかった。なら次の定期テストは期待できそうだね」

「……頭の良い子たちに教えてもらうのもいいけど……しっ、篠宮さんに……

 いっ、いえなっ、なんでもないです!じゃあ午後も頑張ってください!」

何かを言いかけた一条さんはなぜかその場から足早に去って行った。

不思議に思いながらまたぶらぶらとする。


そして午後の部に映ったが、やっぱりきつい。

午前やったことを合体させたもののような感じで走り込みをしながら

先生から口頭で言われる問題を解かないといけない。

それに班での協力戦のため運動面に関しては俺が足を引っ張っていると

言っても過言ではない……


結局、そんなことを休憩ありで合計三時間程度もやっていたので

部屋に戻ってきた時にはくたくたの状態で力なく倒れる。

それから夕食を済ませた俺たちは疲れたということもあり昨日のような

恋バナに発展することなく気絶するようにして睡眠に入るのだった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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