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金銀銅から一つ選ぶなら

作者: ウォーカー

 その男子生徒は高校生。

学校では目立たず、平凡な生徒として扱われている。


 そんなその男子生徒には、大切にしている宝物がある。

宝物とは、古めかしい懐中時計。

亡くなった父親の形見で、その男子生徒はいつも身に着けていた。

形見の懐中時計を身に着けていると、

亡くなった父親がいつも一緒にいてくれるような気がしたから。

ところが先日。

その男子生徒が学校から帰宅すると、

大切な懐中時計が失くなっていることに気が付いた。

「あれ?懐中時計がない!

 父さんの大切な懐中時計なのに、どこにいったんだ?

 学校から下校する時には、確かに鞄に入れていたはずなのに。」

その男子生徒は、懐中時計を探すために慌てて駆け出した。

目を皿のようにして学校までの道を進み、

それでも見つからず、今度は家まで引き返す。

そうして何往復かしたが、どうしても懐中時計は見つからない。

しかたがなく、その男子生徒は近所の交番に駆け込んだ。

すると、交番にいた警官は、遺失届を作成するまでもなく、

どこかに電話をかけて調べてくれた。

「あなたが探しているのは、古い懐中時計でしたね?

 それなら、

 市で委託している落とし物センターに届けられているそうですよ。

 ここから遠くない場所なので、

 そちらの方に引き取りにいってください。」

そうしてその男子生徒は、懐中時計が届けられているという、

市の落とし物センターへ向かった。


 落とし物センターは、交番からほど近い場所にあった。

無機質な建物の玄関をくぐり、

受付らしい空っぽのカウンターに向かって、

その男子生徒は声を張り上げた。

「すみませーん。

 落とし物センターはこちらですか。」

すると奥の方から、のっそりと人影が姿を現した。

着古した背広に黒縁眼鏡、

いかにもお役所の役人といった風体の中年の男だった。

「はいはい。どうしました?」

「あの、落とし物をしてしまったんですが。

 失くしたのは古い懐中時計で、

 こちらに届けられていると伺いました。」

「ああ、はいはい。

 さっき交番から電話があった方ね。

 今用意しますから、ちょっと待ってて下さいね。」

中年の男はまた奥に引っ込んで、何やらトレイを手に戻ってきた。

ずり下がった眼鏡を直しながら、書類を確認して言う。

「えーっと。

 落とし物は懐中時計でしたね。

 こちらに届けられている懐中時計は、この3つです。」

トレイの上に並べられていたのは、3つの懐中時計。

大きさや形などに大差は無い。

しかし、それぞれに素材が違うのか、色が異なっていた。

「落とし物の懐中時計は、この3つです。

 金の懐中時計、銀の懐中時計、銅の懐中時計。

 あなたの懐中時計は、どれでしょう?」

中年の男は事務的に言うと、

トレイごと3つの懐中時計をその男子生徒の前に差し出した。

金と銀と銅の落とし物。

まるで童話のような話に、その男子生徒は内心苦笑いをしていた。

「金と銀と銅のどれが自分の物かなんて、まるで童話みたいだ。

 父さんの形見の懐中時計は銅のカバーなんだけど、

 もしかして正直に銅を選んだら3つとも全部貰えたりして。」

そんな内心は表情に出さないようにして、

その男子生徒は銅の懐中時計が自分の物だと正直に申し出た。

すると中年の男は、まるで童話の神のように微笑んでみせたのだった。

「あなたが落としたのは、この銅の懐中時計ですね。

 正直者のあなたには、金と銀の懐中時計も差し上げましょう。

 いえ、冗談ではありません。

 まるで童話みたいな話で驚かれたでしょう?

 これには事情がありまして。

 実は、落とし物は毎日大量に届けられるんです。

 しかし引き取りに来られる方は多くない。

 引き取り手のない落とし物は、処分するしかないんです。

 まだ使える物も多いし、処分費用も馬鹿にならない。

 ですので、こうして古くなって処分するしかない落とし物は、

 希望者にあげてしまうんです。

 市や警察の許可は得てますので、心配はいりません。

 ではそういうことで。」

中年の男は一方的にまくしたてると、

3つの懐中時計をその男子生徒に押し付けて、

自分はさっさと奥に引っ込んでしまった。

「・・・本当に童話の通りに3つとも貰えちゃったよ。」

ともかくも形見の懐中時計を取り戻すことはできた。

その男子生徒は、金と銀と銅と3つの懐中時計を手に入れて、

落とし物センターを後にした。


 その男子生徒は家に帰って、改めて3つの懐中時計を確認した。

父親の形見の懐中時計は、カバーが銅の古めかしい懐中時計。

見たところ傷などもなく、動作に問題はないようだ。

家の時計と突き合わせてみたが、指し示す時間も正確だった。

次に、金の懐中時計と、銀の懐中時計を確認する。

こちらは落とし物センターで押し付けられた物。

カバーがそれぞれ金と銀で、それ以外の外見は銅の懐中時計に似ている。

金の懐中時計は古めかしく、銀の懐中時計は真新しく見える。

両方とも長針と短針を備えたアナログ時計で、

文字盤には魔法陣のような複雑な紋様が施されていた。

これらもまた、今のところ時計の針は正確な時間を示している。

「この金の懐中時計と銀の懐中時計、けっこう高価そうだ。

 まさか3つとも貰えるだなんて、

 これじゃ落とし物をして返って得したみたいだ。

 ・・・あれ?何だこのボタンは。」

その男子生徒は今気がついたことだが、

金の懐中時計と銀の懐中時計にはそれぞれボタンが付いていた。

ストップウォッチのような押しボタンで、銅の懐中時計にはない。

試しに金の懐中時計のボタンを押してみる。

すると、懐中時計の文字盤が鈍く輝いて、魔法陣が浮き上がって見えた。

鈍く輝く魔法陣を見ていると、何だか頭がボーっとしてくる。

心なしか、体が軽くなったような気がした。

「何だろう。

 金の懐中時計のボタンを押したら、変な感じがしたぞ。

 ストップウォッチ機能ではなさそうだけど。」

次に、銀の懐中時計のボタンを押してみる。

するとこちらも文字盤が鈍く輝いて、魔法陣が浮き上がって見えた。

頭がボーっとして、今度は体が重くなったような気がした。

「こっちも同じような感じがする。

 銀の懐中時計の方は、体が重くなったみたいだ。

 何のボタンなんだろう。」

試しに時間を確認すると、

ボタンを押す前と後とで比べて、

金の懐中時計は、時計の針が指す時間が遅れていた。

銀の懐中時計は、時計の針が指す時間が進んでいた。

「おや?

 ボタンを押したら時計がずれた。

 じゃあこれは調整用のボタンだったのかな。」

金の懐中時計と銀の懐中時計と、ボタンを押すと本当は何が起こるのか。

その男子生徒はすぐに知ることとなる。


 次の日、学校にて。

その男子生徒は、金銀銅の3つの懐中時計を学校に持ってきていた。

ちょうど今日は体育の授業で短距離走をする予定だったので、

金の懐中時計と銀の懐中時計の動作を調べようと思ったのだ。

昨日、金と銀の懐中時計のボタンを押すと時間がずれた。

それが何かとてつもないことを示している気がしたからだった。

そして、体育の授業の時間。

その男子生徒は、短距離走を走る前に、

持ち込んだ金と銀の懐中時計のボタンをそれぞれ押してみた。

すると、興味深い結果が得られた。

金の懐中時計のボタンを押しておくと、短距離走のタイムが上がった。

銀の懐中時計のボタンを押しておくと、短距離走のタイムが下がった。

信じられないことだったが、何度やっても同じ結果だった。

「まさか、この金と銀の懐中時計は、時間の流れを操作してるのか?

 文字盤の魔法陣が輝いたのは、魔法が発動したからか。

 金の懐中時計でタイムが上がったのは、僕の時間の流れが早くなったから。

 銀の懐中時計でタイムが下がったのは、僕の時間の流れが遅くなったから。

 僕以外の人には変化がないし、そうとしか思えない。

 だから懐中時計のボタンを押すと、実際の時間から時計の時間がずれたんだ。」

それから何度試してみても、結果は同じ。


金の懐中時計は、時間の流れを早くする。

銀の懐中時計は、時間の流れを遅くする。


効果が継続する時間にはばらつきがあるが、

しばらくすると時間の流れは元に戻る。

その男子生徒は、金と銀の懐中時計の効果を確信するようになった。


 時間の流れを早くする金の懐中時計と、

時間の流れを遅くする銀の懐中時計と、

時間の流れを操作する2つの時計を手に入れて、その男子生徒の生活は一変した。

金の懐中時計を使うと、自分の時間の流れが早くなって、

周囲の人たちよりも早く動くことができる。

この効果は短距離走などだけではなく、遅刻しそうな時などに役に立った。

銀の懐中時計を使うと、自分の時間の流れが遅くなって、

周囲の人たちよりも動きが遅くなる。

一見すると役に立ちそうもないが、つまりは周囲の時間が早く過ぎるので、

この効果は、つまらない授業などをやり過ごすのに役に立った。

金と銀の懐中時計の効果は成績にも現れた。

時間を競う競技がある体育の授業など、

自分の時間の流れを早くするのが有利な科目では成績が大幅に上がった。

おかげで平凡だったその男子生徒は急に人気者になった。

先生はべた褒め、陸上部からもスカウトされた。

体育の授業で活躍するというのは、

学校においては最もわかりやすい功績といえる。

その男子生徒は他の生徒たちからもチヤホヤされるようになって鼻高々。

だがその男子生徒は、

自分の時間の流れを早くして、よりたくさん勉強する、

などということには金の懐中時計を使おうとはしなかった。

「時間の流れを早くしようが遅くしようが、

 勉強しなきゃいけないことには違いがないからな。

 せっかく他に活躍できる場があるのに、

 わざわざ勉強なんて辛い思いをする必要もないさ。」

などとうそぶくのだった。

そうしてその男子生徒は、

金と銀の懐中時計の効果に頼りっきりになっていった。


 その男子生徒は、金と銀の懐中時計の効果で、

学校では一躍人気者になった。

金の懐中時計の効果で自分の時間の流れを早くして、

同じ時間を使って他の人たちよりもたくさんのことができるから、

人よりも活躍できるのは当然とも言える。

しかしそれは体に大きな負担をかけることにもなった。

つまりは足が速くなったのではなくて、

同じ時間の間により多く足を動かせるようになっただけ。

他の人たちよりも長距離を走って、それを圧縮しているようなもの。

同じ距離を走っているようでも、その男子生徒には負担が大きくなる。

練習する毎にその男子生徒の疲労は蓄積していって、

疲労から失敗をすることが増えていった。

さらには、時間の流れを早くするのにも限度があった。

金と銀の懐中時計は、

ボタンを押して効果が出ている間にさらにボタンを押すと、

効果が重ねて現れる。

だからといって、無数に効果を重ねることはできないようだった。

速く走ろうとして時間の流れをいくつも重ねて早くしようとしても、

体が重くなって足がついていかなかった。

それでもその男子生徒は少しでも速く走ろうと、

金の懐中時計のボタンを重ねて何度も押した。

その度に時間の流れが早くなって、しかし足への負担は大きくなって、

とうとうその男子生徒は大怪我を負ってしまったのだった。

大怪我をして、今は家の布団に横になって、

その男子生徒は悲観に顔を覆っていた。

「なんてこった。

 もうすぐ陸上の大会があるのに、足に怪我をしてしまうなんて。

 いくら時間の流れを早くすることができても、怪我をした足じゃ走れない。

 大会に出場することができなければどうしようもないよ。」

悲しみに暮れるその男子生徒の枕元には、あの金の懐中時計が転がっていた。

金色の鈍い輝きを見ていると、その男子生徒に啓示がもたらされたのだった。

「・・・そうだ。

 この金の懐中時計を使って、睡眠時間を伸ばせばいいんだ。

 時間の流れを早くして速く走るのには限度があるけど、

 ただ寝ているだけだったら限度は無いはずだ。

 だって体は動かしていないんだから。

 そうやって睡眠時間を伸ばしていけば、大会までに足が治せるかも。

 よし。

 早速、寝る前に金の懐中時計のボタンを押しておこう。

 できるだけたくさん押した方がいい。

 治療する時間は、長ければ長いほどいいんだから。」

そうしてその男子生徒は、金の懐中時計のボタンを何度も重ねて押した。

その度に文字盤の魔法陣が鈍い輝きを放って、その男子生徒の目を照らした。

数えるのも飽きるほどにボタンを押してから、

その男子生徒は目を閉じて眠りについた。


 苦しい。

その男子生徒は体に異常を感じて目を開けた。

どうしてなのか、体は横になったまましびれて動かない。

頭が朦朧とする。

それは、過換気症候群。

つまりは過呼吸の症状だった。

過呼吸とは、過剰に呼吸をしすぎることで体に変調をきたすこと。

運動をする時などにも起こるもので、

陸上競技をするようになってその男子生徒も症状くらいは知っていた。

しかし、ただ眠っているだけの自分に症状がでる理由がわからない。

思い当たるのは、金の懐中時計で時間の流れを早くしたことくらいだった。

「体が動かない。

 この症状、過呼吸だよな。

 でも、寝てるだけなのにどうして?

 まさか、金の懐中時計で時間の流れを早くしたせいか?

 呼吸を早くした覚えはないのに。

 とにかく、金の懐中時計の効果が切れるのを待ってられない。

 こうなったら銀の懐中時計で時間の流れを遅くして元に戻そう。

 えーっと、僕は寝る前に金の懐中時計のボタンを何回押したんだっけ?」

朦朧とする頭では思い出すことができない。

仕方がなくその男子生徒は、

枕元にある銀の懐中時計を必死で掴むと、

そのボタンをでたらめに何度も押した。

その度に文字盤の魔法陣が鈍い輝きを放ってその男子生徒の目を照らした。

何度もボタンを押して時間の流れを遅くしていくと、

やがて体の変調も収まっていったようだった。

そこまではよかった。

しかし、その男子生徒は、

金の懐中時計のボタンを何回押したのか覚えていなかったので、

不調から逃れようと銀の懐中時計のボタンを押しすぎてしまった。

すると今度はその男子生徒の目の前が暗くなっていった。

「あれ?

 今度は目の前が暗くなっていく。

 体が動かない。

 まずい。このままじゃ・・・」

度重なる変調に耐えきれず、とうとうその男子生徒は動けなくなってしまった。

その男子生徒は気が付かなかったが、それは睡眠時無呼吸症候群の症状。

つまりは呼吸ができていない呼吸困難の状態だった。

その男子生徒は、銀の懐中時計のボタンを押しすぎて、

時間の流れが遅くなりすぎて、

今度は呼吸が足りなくなってしまったのだった。

銀の懐中時計の効果はつまるところ、

同じ時間の間に体を動かせる回数を減らすもの。

つまりその男子生徒は、呼吸が極端に少ない状態になってしまっていた。


実は、金と銀の懐中時計の効果は、時間の流れを変えるものではない。

金と銀の懐中時計が魔法の時計であることには違いない。

それらが変えていたのは、体感時間のみ。

魔法陣を見た者に魔法が作用して、

その者が感じる時間の長さを変えていただけだった。

もしも、本当に時間の流れが変わっていたのなら、

時間の流れを早くしただけで怪我が増えるわけがない。

走る距離を伸ばせば、怪我をする前にまず疲労するはず。

疲労もなく突然に怪我をしてしまったのは、

体の限度を超えて足を速く動かそうとしたから。

つまりは、体の時間の流れは変わっていないことを意味する。

変わったのは、体を動かすための体感時間だけ。

しかし、その男子生徒にはそれがわからなかったものだから、

単純に時間の流れが変わったと思いこんでいたのだった。


体感する時間と、体に流れる時間と、各々の時間の流れが異なっている。

そのことに気が付かなかったその男子生徒は、

体に流れる時間に対して呼吸が極端に少なくなって窒息してしまっていた。

しかも、銀の懐中時計の魔法によって、

体感する時間の流れは遅くされている。

金の懐中時計のボタンを押して、体感する時間の流れを早くしようにも、

相次ぐ体の異常に手が上手く動かない。

窒息死してしまいそうだが、しかし体に流れる時間は元のままなので、

すぐに死んでしまうことはない。

そうしてその男子生徒は、銀の懐中時計による魔法の効果が切れるまで、

引き伸ばされた体感時間の中で、

永遠とも思える窒息の苦しみをたっぷりと味わうことになった。


 それからその男子生徒は、様子を見に来た母親によって病院へ運ばれた。

時間の流れを変える魔法の懐中時計があるとは説明しようもなく、

その男子生徒は重度の呼吸障害と診断され入院することになった。

やっと退院できたのは、陸上の大会がとっくに終わってから。

再び魔法の懐中時計を使う気にもなれず、

その男子生徒の成績は元に戻っていった。

名声を失い、あわや命すらも失いかけたその男子生徒は、

金の懐中時計と銀の懐中時計を乱暴につかむと、

窓から外に投げ捨ててしまったのだった。



 それからしばらくして。

市の落とし物センターに2つの懐中時計が落とし物として届けられた。

その懐中時計はそれぞれ金と銀でできていて、

文字盤には魔法陣の紋様が施されていた。

落とし物センターの役人である中年の男は、

金と銀の懐中時計を見て溜息をついたのだった。

「やれやれ、また戻ってきてしまったか。

 この金と銀の懐中時計は、いくら誰かに引き取ってもらっても、

 いつの間にか戻ってきてしまうんだよなぁ。」

そんな人間の事情などいざ知らず、

金と銀の魔法の懐中時計は変わらず鈍い輝きをたたえていた。



終わり。


 金銀銅の斧ではなく懐中時計の話でした。


時間は場ではなく物毎に流れると聞きます。

もしも、自分の時間の流れだけを変えられたらどうなるだろう。

体がついていかなくて怪我をしてしまうかも。

あるいは、呼吸が足りなくなって窒息してしまうかも。

そういうことを実現する魔法を空想してみました。


複数の物が存在する状態で、

一部の物の時間の流れだけを変えるという矛盾を解消するために、

体感時間だけを変える魔法になりました。

結果として体感時間の流れだけを変える魔法によって、

呼吸の回数が体と合わなくなってしまって、

あわや男子生徒は命を落としてしまうところでした。


お読み頂きありがとうございました。


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