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第44話、『あいつら』の侵略。(その2)

 ……最近とみに注目を集めているのは、『艦こ○ーン』や『け○フレ(特に2)』や『マギ○コ』関係の『対立煽り』であるが、これらについては、別に私も『命知らず』では無いので、ここでは不問とすることにする。




 その代わりにここでは、むしろ読者の皆様にとってもより関わり合いの深い、いわゆる『なろう系』や『太郎系』に対する、『アンチバッシング』について、述べることにしよう。


『なろう系』とか『太郎系』とかに関する、ネット上の掲示板と言えば、もちろん、




 ──もはや完全に、『アンチの巣窟』以外の何物でも無いであろう。




 あれって、本当に、何でかねえ……。




 もちろん、人それぞれに意見があるだろうし、ある特定の作品に対しても、感想や印象がバラバラになって当然だし、中には否定的な意見もあるだろう。




 とはいえどうして、そんな否定的意見という、まったく建設的ではないことを、終日ネット上の掲示板に張り付いて、延々と『アンチ』し続けるわけ?




 もう、「おまえ、その作品の作者に、親兄弟でも殺されたのか?」とでも、言いたくなるようなレベルだもん。




 中には冷静な意見もあって、「この作品にも大勢ファンはいるし、発行部数だって百万部以上もあるんだから、そのように一方的に悪口を言うのは控えたほうがいいんじゃないか?」とか何とか諭した途端、「そんな数字なんかよりも、俺様の意見のほうが正しいんだ!」とか、「その作品には、俺が個人的に許せない欠陥があるんだ!」とか、「この作者とその信奉者は、人格的に歪んでいるんだ!」とか、むしろ非難囂々となってしまう有り様。


 ……おいおい、確かに『ファンの数』や『発行部数』は、作品に対する絶対的な指標ではないけど、少なくとも、おまえら『アンチ』の個人的な『感想』や『意見』や、人の人格を勝手に決めつける『言いがかり』のような、歪んだ主観的暴論よりも、よほど客観的で信頼できるデータだろうが?


 結局こいつら『アンチ』って、ある特定の勢力の『工作員』なわけよ。


 だって『他人様の作品を貶す』なんて非建設的なことを、四六時中ネットに張り付いて行い続けるなんて、それこそ親の(かたき)でも討とうとしているんじゃ無かったら、そうすることによって『何らかの利益が得られる』からこそ、やっているに違いないだろ?


 だから、言っていることが、すべて抽象的で、正確でも正しくも無い、単なる『言いがかり』でしかないわけよ。


 個人的に利害関係が無い者が、本気で作家を追い落とそうとするなんて、例えばその作家が、許されざる不正行為を働いているとかいった、確固とした『理由』が存在しているべきだし、まさにその『弱点』をつくような攻撃をすれば、本人の信用を失墜させることだって可能であろう。


 しかしそうしないってことは、少なくとも『なろう系』や『太郎系』の何かと叩かれている作家さんたちは、創作者としては清廉潔白というわけなんだよ。


 それでも、何らかの勢力から指令を受けていると思われる『アンチ』どもは、作家さんたちを叩かなければ『工作員』失格になってしまうから、愚にもつかない抽象的な『言いがかり』をつけて、『ナロタロ系』(※たった今命名)の作家さんたちを、不当に叩き続けているだけなんじゃないのかな?




 ──つまり、こいつらに『アンチ』活動を命じている謎の勢力の正体こそが、ずっと以前からこの国に潜伏してきた、反国家的一大勢力である、『あいつら』なわけなんだよ。




 なぜなら、『あいつら』の最大の目的こそは、Web小説なんかでよく見受けられるように、異世界においても『主人公』そのままに大活躍することがお約束となっていて、すっかりいい気なっている、我々日本人の尊厳を、この現実世界において失墜させることなのだから。

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