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99話:1年生1学期終業式

まずはオーダーメイドから読み始めたけど、中々面白い。

ちょっと寝不足だ。





今日は7月18日金曜日。


大山高校の終業式だ。


高校入学してからたかだか4ヶ月なのに、色々あった気がする。

……悪い事の方が多かった気もするけど、まあそれに見合うだけのいい事があったよな!


終業式の定番である、校長先生の挨拶も夏休みに関する注意事項も終わり、今は1年3組のホームルームだ。


「さて、各教科の担任毎に、宿題はもらってるかな?」


ウララ先生、やな事を思い出させないでください。

特に学年主任の教科はありえない量をだされたんだが……。

あれは俺のせいなんだろうか?


「あ、みんな嫌そうな顔したね。だめだよ、ちゃんとやらないと。2ヶ月も遊びほうけたら今まで覚えた事全部忘れるんだから。数学みたいなのはやりなおせば『ああ、そうだった!』と思い出すかもしれないけど、暗記科目なんかボロボロ忘れちゃうんだよ」


まあ、暗記科目なんてそんなもんだ。

子供は遊びたい年頃なのさ。……俺はバイトがぎっしり詰まってるけどな。


「ついでに1年3組には特別素敵な宿題をプレゼントしちゃいましょう!」


げっ!なんだそれ!?


クラス中から一斉にブーイングが響き渡る。

そりゃそうだ。わざわざ宿題なんてやりたくもない事を増やされたらたまんない。


「では発表! いつも友達とばっかりいないで、たまには家族と仲良くしてください」


はあ? 何を当たり前の事を……。


「あのね、私弟がいるんだけど、最近家族といないのよ。昔は日曜日とか家族で公園に遊びに行ったりしてたのに……」


ウララ先生! 自分が出来てないからって生徒にさせようと言うのは変ですよ!


「いなくなってみて初めて大事さが分かるものよね」


弟さんが死んじゃったみたいな言い方やめましょう、縁起でもない。


「家族って大事よ。なので、夏休みという期間、時間は有り余ってるんだから、たまには親孝行なり家族孝行してみてね」


うーん……


「ウララ先生、親孝行って何すりゃいいんですか?」


「うーん……子供は元気でいる事、笑ってる事が最大の親孝行とも言うけど、例えば普段両親がやってる事を肩代わりしてあげるとかかな?」


「仕事? どう考えても無理です」


うちの両親は同じ職場で働いてて、だからときどき家でも専門用語が飛ぶけど、チンプンカンプンすぎる。


「そんな事しなくていいよ、ほら掃除とかあるでしょ?」


「全部俺がやってます」


父さんも母さんもやる暇無いし。


「炊事、洗濯とか?」


「最近全部俺がやってます」


両親、いそがしいからな、先週なんて24時に帰ってきたし。

サツキも部活で帰ってくるの最近遅いから、俺がやらにゃ。


「マッサージとか?」


「毎週日曜日やってます」


父さんも母さんも疲れてるからな。


「一緒に過ごすとか?」


「毎週日曜日は家族の時間です」


何を今更そんな当たり前の事を。


『…………』


『…………』


『…………』


またみんなして黙ってしまった。変な事言ったか?


「……こほん、と言うわけでみんな、家族孝行しましょう」


うわ、俺放置!? 結局俺は何すりゃいいのさ!?


「さらに、せっかくなのでこのクラスは全員『全国高校生英語スピーチコンテスト』に申し込んでおきましたから」


は!? わけ分からん! 今のどういう流れでそういう事になったの!?


「『全国高校生英語スピーチコンテスト』。テーマは『家族』、この夏休みの間、家族と過ごしてみて、その時に思った事をそのまま発表してみてください。そしてうったえるのよ! 『Oh,my brother! Come back!』」


ウララ先生の弟さんの事なんて知りません!


「予選は浜松で、『9月20日土曜日』に行いますから、その日は開けておいてくださいね。ちなみに決勝は『11月8日土曜日』だからね」


そんな先の予定考えてません。


「さて、では後はみんなのお楽しみの通知表です!」


あーうーという阿鼻叫喚?が聞こえてくる。

このクラス、もしや成績悪いやつばっかりなのか?


「大丈夫です。このクラスは学年3位の成績ですよ!」


学年3位って……5クラスしかないから中間じゃん。

自慢できん……。


「学年1位の人と最下位の人がいますからね。このクラスは……ケン君、頑張ってね」


「はいっ! まかせてください!」


お前かあああ!!!

進級できるのか!? 絶対に進級しろよ!


ま、俺はそこそこの成績だった。

ちなみに学年1位とはアオちゃんの事らしい……。すげえな、アオちゃん。






















今は放課後の部活だ。

今はまだ練習開始前で、とりあえず、短距離長距離一緒にいる。


「あれ? ヤマピョン来てないな」


きょろきょろと周りを見回してみたけど、やっぱりいない。


「ポンポコさん、今日ってヤマピョン休みだったの?」


とりあえず、ヤマピョンと同じクラスのポンポコさんに声をかける。


「いや? 普通に学校には来てたぞ。相変わらず教室の隅っこで挙動不審でキョドキョドしてたが」


ああ、クラスでもそんな感じなのか……ヤマピョン。


「そういえば、部活に来てないな。ヤスは聞いてないのか?」


「いや? 俺は全く」


「ふむ、ただ遅れてるだけかもしれんし、風邪気味で帰っただけかもしれん。今の所は様子見でいいのではないか?」


まあ、そだな。


「それより、ヤスはちゃんと練習しているのか?」


「うーん……ポンポコさんに言われた通り、ちゃんと10キロ以上は毎日走ってるし、合計タイムは測ってるけど、今の俺の実力で、どれくらいで走ればいいかさっぱり分からん」


「確かに……ヤスは試合に出た事もないし、ちゃんとしたコースで走ってないからな……来週7月26日あたりは空いてるか?」


「あ、えーと……ごめん、バイト。一応午前中は空いてるけど」


ケンに予定表を渡された時、思わず叫んでしまった。

本来は日曜日に入って欲しいのに、俺が日曜日はどうしても嫌だと言い張ったら、代わりに他の日にかなり入れられてしまった。

空いたのはサツキのソフトテニスの県大会、東海大会、全国大会と、部活の合宿中だ。

や、東海、全国大会出れるかは分からんけどあけておきたいじゃんか。


「まあ、長距離は午前中の涼しい時間の方がいいからな。午前中にタイムトライアルを行わないか?」


「うーん……」


そんな事した後、バイトがきちんとできるか疑問だけど……。


「今のままではどうにもならないぞ。ちゃんとした競技場でタイムを測ってみないか?」


うーん……厳しそうだが……。


「おし、OKだ。 ポンポコさん、いつがいいんだ?」


「7月26日土曜日8時半、場所は御殿場市陸上競技場でどうだ?」


「うい、了解」


「では、練習頑張れよ」


「ありがと、ポンポコさん」


さ、頑張ろ。





今、俺もヤマピョン同様練習は2年生とは別にしてる。


怒られないかって?


ふふふ、秘密のアイテムがあるのだ!


その名も「ネコミミ」!!


『練習中はウララ先生にこれつけとけって言われた』って言ったら、お前と一緒に練習したくないと、1人で練習できるようになった。


バンザイ! ネコミミ! 


……………………代わりに何か大切なものを失っている気がする……。

こんにちは、ルーバランです。


ようやく終業式。……長過ぎ?

こんな調子で3年間、書ききれるか不安ですが、とりあえずは書いていきます。

高校生活や中学生活3年間、というあらすじでまともに書ききってるネット小説ってほとんどないんですよね。

大抵途中で放置になりますが……そうならないように頑張ります。


全国高校生英語スピーチコンテスト、昨日あったようです。

本来はこの話は11月7日に投稿する予定だったのですが、ネット小説の話が延びに延びて、こうなりました。


http://www.byuh.jp/index.htm


がそれに関するサイトです。テーマが『家族』と言うのを読んだ瞬間『ネタに使お』と反応してしまいました^^



次回、とうとう100話です。


ヤス君の1人称と言うスタンスは変えたくないですが、何か考えます。思いつかなかったら、いつも通りの投稿になりますので。


それでは今後ともよろしくお願いします。

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小説内で使わせていただきました。ありがとうございます
カカの天下
オーダーメイド
ええじゃないか
うそこメーカー
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