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98話:ケンのおすすめ〜オーダーメイド〜

なるほど、カカの天下は面白そうと言うのはよく分かった。

……トメさんとは、今度どっかで会ってみたい。


「さてさて、さっき『小説家になろう』で読まれる為には、ジャンル、カテゴリ、キーワードをしっかり選ぶ事と話したな」


ああケン、そうだったな。


「まあ他にも、読者が気になるタイトルや気になるあらすじにするのは大事だな。『日々の生活』みたいなありきたりなタイトルとか『ああああ』とか意味不明なタイトルをつけてもなびかんし、あらすじに『これは面白い小説です』って書かれてたりすると逆に引くよな」


まあ、自分で自分の小説を高く評価しててもなあ。


「あらすじやタイトルも検索対象になるからな。例えば、キーワードを10個入れたいと思っても、5個までしか入らんだろ? そんな時、あらすじに入れとけば検索対象になるぞ、例えばあらすじに『異世界迷い込み最強ハーレムラブコメどたばたストーリー!』とか書いておくと、検索で『異世界迷い込み』『ハーレム』『最強』『ラブコメ』『どたばた』が全部ヒットする」


そこまで書くやつっているのか?


「そして! もう一つ大事な事があるのだ! それはだな…………」



「…………」






「…………」







「…………」






「…………」





「…………」




「…………」




「…………」




「…………」






ケン、溜めすぎだ! お前はみのもんたか! もったいぶるな、さっさと言え。


「第1話だ!」


はあ、溜めまくった割には……何の事やら。


「何の事かよく分からんと言う顔をしてるな。お前の円陣戦隊でいいから、読者数の『話別アクセス』と言う所を見てみな」


「へいへい」


えと、こうだな。


「これをみてみると、1話だけグンと伸びて、その次の話から平行線になってるだろ?」


確かに。


「これはすなわち、『円陣戦隊オウエンジャー』は1話だけ読んでやめていった人がすごく多いと言う事だ!」


まあ、確かにな。


「ネット小説は1話目がすごく重要だ! ここで失敗すると、2話目以降読んでくれない読者はすごく多い!」


はあ、なるほど。


「だが、1話目以降からどんどん面白くなって行く小説も当然ながらある! 俺が紹介するのはそんな作品『オーダーメイド』だ!」


……もしかして、今までの全部前置きか? 長過ぎじゃね?


「1話目に一気に登場人物が5人登場して、さらに6話目は視点がいきなり変わる。この辺りで混乱してしまうかもしれないが、そこから面白くなる!」


なるほど、1話目でやめてしまうと、その後の面白い部分が読めないと言う事なんだな。


「『オーダーメイド』ってタイトルからすると、メイドの話か?」


「まあ、登場人物の中にメイドは登場するぞ。ロボットだけどな」


ふむ、そうなのか。……ってロボット!?


「そう、友達に誘われて冗談半分で送った応募が、主人公に当たってしまったという話だな!」


「あ、ありえねえ……」


そんなありえん話はありなのか?


「いやいや、この話の場合は主人公にロボットが当たるまでの経緯も笑えながらも納得できる話になってるから、ヤスも気に入ると思うぞ」


「そうなんか? それなら読んでみたいなあ。いきなり『メイドロボット』登場! とか設定面白すぎだし」


「ヤス兄ってメイド好きだっけ?」


「いや? むしろロボットに惹かれるけど」


どんなロボットだろなあ。4次元ポケット持ってるのか、それとも100万馬力が出せちゃうのか。


「まあ、メイドロボットの機能は読んでみてのお楽しみだな。ああ、恋愛話になってるけど、全然ドロドロした話じゃなくて基本ほのぼのしたホームコメディになってるからな。楽しく読める話だから読んでてもほのぼのできるぞ」


そか、それならいいや。


「恋愛話でドロドロとかヌチャヌチャとかベトベトとか勘弁してって感じだし、ホームコメディなら面白そうだ」


「ヤス兄、恋愛でドロドロは言うけどヌチャヌチャとベトベトって何?」


「さあ? 適当に言ってみただけ……ユッチは何で赤くなるんだ?」


「う、うるさいうるさいい!! ヤスがドロドロとか言うからだあ!」


知らんわい! 『ドロドロ』って聞いて赤くなるユッチの感覚が変だ!


「ちなみに主人公はハーレム系の王道の鈍感君だ、ヤスとは無縁だな」


うっさい!どうせ俺はモテんよ。

それを言うならケンだってモテないじゃんか!


「結論として『オーダーメイド』に限らず、最初の一話が気に入らんかったからと言って読むのをやめてしまわないで、せめて10話くらいまで読んでみろと言うのが願いだな。『オーダーメイド』は15話でもちょっと混乱するけど、まあそこまで読んでくれた人は最後まで読んでみろ!」


「……ケン、『オーダーメイド』に思い入れでもあんのか?」


「おう! 何であんなに面白いのに、読者が2000人いってないのか不思議でならんからな! 2000人超えてる作品にひけをとらん面白さだと思うぞ! 定期更新にしてるから、増えにくいのは確かにあるんだが……やっぱ恋愛話にした場合はネトネトとかグチョグチョとかダラダラとかが好きなんかな、読者って」


「……だから何で赤くなる? ユッチ」


「うるさいうるさいい! ダラダラとか言うなあ!」


わけ分からんぞ、ユッチ。ダラダラって赤くなる要素あんのか? だらけてるイメージしかわいてこないぞ。


「ちなみに俺のおすすめはしよりちゃんだ! 5重人格の女の子! 1人で5度おいしい!」


よく分からん例えを使うな! しかし……5重人格か、どんな女の子だろ?


「しかし……ケン、1つ聞いてもいいか?」


「ん? なんだ?」


「『オーダーメイド』って主人公モテモテで、何人もの女にすかれてるんだろ?」


「ああ、そうだぞ。うらやましいのか?」


「いや、そうじゃなくて……どうやってエンディング迎えるんだろ?」


「さあ? 作者に聞けば?」


聞いて教えてくれるわけないじゃん!


「ハーレムもので多いのは、『ハーレムエンド』って言って、全ての女の子と付き合うと言う話か、一番主役っぽい人と結局結ばれて、他の女はふられると言う話が多いよな」


「ふむふむ」


「『オーダーメイド』はきっとハーレムエンドにはしないと思うけどな……、まあ、まだまだ全然終盤を迎えてないんだ。最終回を期待するなんて失礼だぞ」


そだったな。ごめんなさい。


「と言うわけで、期待して読むように」


「ああ、了解」


さて、暇を見てどっかで読んでみるか。













ま、こんな感じでおしゃべりして、22時にはみんな布団に入った。

ユッチが21時半頃にはあくび連発してたからな。


ユッチ……お前ってほんとに健全な子供って感じだなあ。


……ケンもさっさと寝たなあ。

ま、好都合だけどな。

こんにちは、ルーバランです。


zens先生、ありがとうございます。


zens先生のオーダーメイドは、最近は毎週木曜日に更新されてます。

上位陣に確実にひけをとらないと思います、むしろ個人的にはオーダーメイド、『小説家になろう』では最低でもベスト5には入ると思ってます。


……しかし、紹介文と言うのはやっぱり難しいです。

もっと面白い、を言いたいのに、あまり書けてません。


『紹介文の書き方』でも勉強しようかなあ。


『オーダーメイド』へのリンクを貼っておきますのでもしよろしければ皆さんも読んでみてください。


話は変わりますが、ケン君が色々説明してますが、補足します。

『キーワード』は『完全一致』の設定のようで、『兄妹』といれても、検索かけたとき『兄』や『妹』ではヒットしません。同様に『ハーレム!?』としてしまうと、『ハーレム』ではヒットしませんので、キーワードから読者数を増やしたい場合は気をつけてください。


『タイトル』や『あらすじ』は『部分一致』っぽいので、『兄妹のストーリー』と入れれれば、『兄』『妹』『兄妹』の3種類、ヒットします。





2008/11/16 追記:上記の検索システムは『小説を読もう』にてです。『小説家になろう』の『小説を読む』から検索をかけると、普通にヒットしました。


いやいや、きちんと下調べしないとこういう間違いに遭いますね。

気をつけます。





それでは今後ともよろしくお願いします。

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小説内で使わせていただきました。ありがとうございます
カカの天下
オーダーメイド
ええじゃないか
うそこメーカー
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