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トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
13 断章 ハルトの日記より
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《果て》第一章 4日目

さて、12月26日が来た。

ここで、兼ねてから心配していた問題が起こってしまった。


日記のページ切れである。


最悪のプレゼントだな、とか愚痴(グチ)をこぼすのは罰あたりなのかも知れないが、この日記は誰かのために、俺が生存しているかを確認するために制作しているものであり、俺自身もまた暇潰しとして楽しんでいた。


それが切れるということは、誰かがもしこれを拾って読んだとき、俺が12月26日付で命を落としたとでも思われるのである。

ましてや、俺自身の暇潰しも同時に失われる。

何をしてこの無限の暇を潰せば良いのか、もう疲弊(ひへい)した俺の脳ミソでは思い付かない。


・・・もう、ダメかも知れない。

精神的にもたない。


体と裏腹に心が着いてきてくれないのだ。


日記が心の支えにもなっていたことを、俺は失いかけてから気付いたのだった。


どうすればいいだろうか。

このままでは、本当に今日付でショック死しかねない。

俺は落ち着こうとその辺の大きめの岩に腰掛け、考えてみることにした。




数時間が経ち、俺はしかし何一つ思い付かないままでいた。

疲れているのだ。しかもかなり。

ムダに時間だけが過ぎ、腹がへった。

・・・よし、狩りをしよう。


とはいっても、狩りというのは初体験である。

仕方も分からず、自分の手一つだけに頼るやり方に落ち着いた。


おらっ!

ここで俺はまた気絶した。


頭をその辺の石にぶつけてしまったからである。

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