表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
12 ヴァルゴの酩酊
52/69

謎を記す手紙 その3

探して探して、くまなく探したところ。

校長室のデスクの中に、それはあった。



《好めば開かん、最後の扉     4》


・・・?

妙な違和感が、フル回転中の桜海の脳内を刺激した。

「やっぱりまだ足りてない・・・?」

だとすれば何が足りないのか。



その謎は、意外にも璃瑠がさらっと解いてしまった。

「《1》が無くない?この手紙たち」


「「「え?」」」




並べてみて、それはすぐに解った。

《ベルトの中、お気に入りの   2》

《兼ねる剣、刺して拓けよ    3》

《好めば開かん、最後の扉    4》



確かにこの手紙たち、《1》だけがない。


玉藻前がハルトを見つめていた。

「こやつ、何かポッケに入れておるぞ?」

「「「え!?」」」


《トールの山へゆけ》

つい先月、《御使い》として校長から送られてきた手紙である。


その角の方、しっかりと(あぶ)られていなかったのだろう【というのも、この手紙はあぶり出しだった】、うっすらと何か記してあった。


《1》

「コレが・・・」

コレが、謎の答え。


《トールの山へゆけ》

《ベルトの中、お気に入りの》

《兼ねる剣、刺して拓けよ》

《好めば開かん、最後の扉》


たて読みで、《卜べ兼好》・・・卜部(うらべ)兼好(かねよし)


「あの人らしいわね。まだ解かせないつもりみたい」

爾鏤先生がフフッと笑う。

「だけど私も語学の教師。これくらいじゃチョロイもんよ」


と言い、廊下に向かう。

「図書室へ行きましょう。そこに卜部さんの正体があるわ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ