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トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
12 ヴァルゴの酩酊
51/69

謎を記す手紙 その2

手紙にはこう記してあった。


《ベルトの中、お気に入りの     2》


「校長先生からだから、校長のお気に入り、ってことだよね・・・?」

「そうね。筆跡も荒いし、複雑な謎を考えるだけ時間がなかったのかな」


「そのベルト、私が持ってるわよ?」

爾鏤(にる)先生の言葉に、皆一様に驚く。


「エエエエエエエエエエエッッ?!」





そのベルトは、合革の黒いベルトだった。

「よし、ばらしましょ?」


ミチッ。

爾鏤先生は指でベルトを二つに裂いた。

驚きのあまり、璃瑠は目が皿になる。


すると中から、何か、折り(たた)まれた紙が出てきた。


手紙だ。それもまた校長からの手紙。



《兼ねる剣、刺して(ひら)けよ   3》



「ますますわけが解らない・・・」

桜海は、校長の不可解さ極まる暗号に頭を抱え嘆く。

璃瑠は既に頭がパンクしていた。

爾鏤先生も、こればかりは(うな)りをあげた。


「う~ん、これだと不十分なのかしら。まだ解らないわね・・・」

「先生、今何て(おっしゃ)いました?」

桜海はふと聞き返していた。

先生の言ったこと、その何かが引っ掛かったのだ。


「え?・・・『まだ解らないわね・・・』って」

「その前です、先生!!」

「・・・『これだと不十分なのかしら』って?」


「それですよ先生!!」

興奮のあまり思わず大声が出てしまう。

桜海の中でその瞬間、《答え》に限りなく近い《不正解》が導き出された。


「まだ、手紙がある・・・!!」

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