表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
11 悪戯(ゲーム)の舞台は深みへ向かう
47/69

《暁の七日》七日目 怠惰の日・中編

少年・・・ハルトは意識不明のまま、和沙の肩に(かつ)がれ脱出した。

その腕には、しっかりと剣が抱かれている。


《レーヴァ・テイン》


それは《ユグドラシル》を(てっぺん)から見守る番人。


時に悪を()ぐ巨大な雄鳥(おんどり)に。

時に正義を(たす)く剣に。


姿を様々に変え、世界を見守ってきた《番人》が、その中でたった一人、ハルトを選んだ。



それはいわば、《ユグドラシル》がハルトを選んだのとほぼ同義であった。

世界樹(せかいじゅ)》に選ばれた少年。それだけで既に、数ある栄光のいずれよりも素晴らしい名誉なのである。


かつて例の無い、未成年の【英雄】の誕生だった。





その頃、《ヨトゥンヘイム》。

「《霜ノ巨人》、ココニ貴殿(きでん)ヲ【王】トシテ認メルコトヲ宣言スル」


《霜の巨人》、その種族は精霊の(たぐい)である。

しかし、元が同じでも決定的な違いがある。

エルフのような精霊が、自然を愛し護るのに対し、彼ら巨人は《改変》を好み、破壊の限りを尽くす。

そんな彼らの【王】は、《強い》のが絶対条件。

先代の【王】は病床に伏し、【王】の座を降ろされてしまった。

そうして伝統に(のっと)った《戦》挙法によって選ばれたのがこの【王】であった。



「パ=ルビオ・ヨトゥン、万歳(ウラー)!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ