表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
9 傾世、金色の者より
14/69

ヤツの脚はどんだけ健脚なのか、ある世界から壁を隔ててこちら側まで走破したヤツに聞いてみたい。

私を見るなりいきなり追いかけて来たあの鬼はどうやら、別の獲物を見つけて去っていったようだった。

しかし、どれだけ走ったのか。

無我夢中で走り、気が付けば今いるのは《アスガルド》である。

・・・?

そして、何か妙な胸の高鳴りを感じた。


・・・彼が近くに来ている・・・!!


興奮と動揺が同時に襲ってくる。

かなりの確率で逢える、というのと今この辺りにいたら鬼が、というのがぐちゃ混ぜの状態で心を埋めつくした。


彼はどこにいるのか?


彼は鬼に見つかってはいないか?


心配が募る。

居ても立ってもいられない。

先ほどより少し(ほころ)びた脚を叱咤(しった)し、再び走り出す。






「下がってッ!!」

桜海がハルトと玉藻前をかばうような配置になり、前に出た彼女はメタリックブルーの毒を鬼に吐き突けた。


あとから聞いたのだが、その毒は大型のドラゴンが即死する量の猛毒。

ヒトが喰らえばまず死んでしまうだろう。


が、しかし。

「ジゃまスる゛な゛ら、お゛ま゛エかラコろス!」

と叫びながら走ってきた鬼は、猛毒の雨を突っ切ってこちらに向かってきた。


まずい、本当に死ぬ・・・!!

・・・と、スッと何かがハルトと鬼の間に割って入った。

そこで意識が途絶えてしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ