表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トネリコの繋ぐ宙 - 2・続 開闢篇  作者: あーもんどツリー
9 傾世、金色の者より
12/69

つかの間の安穏

あれから数日後、ハルト一行は《アスガルド》の奥地、とある丘の上にいた。

「わちきを飼うというなら、・・・」


・・・ポンッ。

すこし煙が起こったかと思うと、次の瞬間にはハルトの眼に映っていたのは。


「どうかの、これで少しは《ぺっと》っぽいじゃろ?」

小さな鼻、クリクリとした瞳、そしてフワフワの耳・・・。


リアル妖狐娘はリアル『幼』狐娘に変貌していたのだ。


「改めて、わちきは玉藻前というモンじゃ」


美人妖狐が狐耳ロリータに。


それは、ハルトのマニア精神をくすぐるには十分過ぎたのだろう。

興奮のあまり既に彼は卒倒し、桜海にひざ枕されている。


こんなんで、旅が続けられるのだろうか?





一方、《アルヴヘイム》を後にした《鬼》は、次なる標的を定めたようだった。

おもむろに歩みだし、ユラユラと上体を揺らしながら、まるで死体のようにさ迷っていた。


「・・・?」


何か、気配がする。

生きているそれではないように感じた鬼は、そちらへ向かって狂った動きで走る。



そこにいたのはまさに死体だった。

だが、自我をもって動いている。

墓から這い出した、あの女性の死体だ。



「つギはあ゛な゛タ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ