異端三國志 第41回
41. 猿皆殺し趙雲大活躍
曹操「む~~~。むむむ・・・・。諸葛亮め~~~。全軍出撃~~。」
劉曄「戦には民心をつかむのが肝心ですぞ、民心をつかめばわずかな兵でも
地を守れまする。」
曹操「そ~すると、土地の世話役が。丞相様はおえらい方じゃ。夜のお供に
と少女を何人か奉げてくれるわけじゃな。」
劉曄「違うって(^^;」
曹操「ところで誰を使者に出せばよい?」
劉曄「ど~しよ~~じょ~~しよ~~~、じょ~しょ~~。徐庶など如何?」
曹操「しゃれでいったんじゃないよな?しかし彼は劉備に使えていた者。行
ったら戻ってはこまい。」
劉曄「そんな事したら、天下の笑い者ですぞ。徐庶は劉備の肌が忘れられず
に逃げかえったと。」
曹操「なる~~。元直を呼べ。」
徐庶「何の御用で?」
曹操「私は樊城の民を皆殺しにして、P~でP~しようと思ったがそれでは
民が可愛そうじゃ。そこで、10~15歳の少女にメイドさんの服着せ
て差し出せばゆるしてやろうと思う。」
徐庶「え??」
曹操「あ、いや、劉備が降伏すると申せば民を安寧にし、官位を与えようか
と思うが?従わぬと申すなら、城じゅうの美少女に首輪をつけて、慰み
ものにしようぞ。」
徐庶「・・・と言う訳でござる。」
劉備「む~~~。」
徐庶「どうせ本音は別でしょう。早くたちのきなされ?」
劉備「元直殿は残られぬか?」
徐庶「今ここに残れば、天下の笑い者となりましょうぞ。殿には伏竜と言
う大器がいるではありませぬか?天下の事は私がいなくても無用です。」
劉備「で、ど~しよ~~こ~め~~ウルウル」
孔明「樊城を破棄し、襄陽を手に入れるしか無いでしょう。」
劉備「私は民を捨てるには忍びない・・・。」
孔明「ではついて来たい者はついていかせれば良いでしょう。」
関羽を先行させ、兵と民を引き連れ襄陽へ赴く。
劉備「劉そう殿、この手勢を助けると思い、門を開けられよ。」
蔡瑁「この荊州の仇め・・・。討て~~~。」
魏延「玄徳様こそ真の英雄だ(その大きな耳がス・テ・キ)。入られよ。」
張飛「兄貴ぃ、今のうちに・・・。」
劉備「まて、民を驚かせてはならぬ。(勝ち目ないや・・・。)」
文聘「足軽風情が・・・。」
魏延「うるさい。」
劉備「ど~しよ、ど~しよ・・・。ええい、もっと楽に手に入る場所はないのか?」
孔明「では江陵まで落ち延びましょう・・・。」
劉備「ウンウン(゜゜)(。。)そうする。」
魏延「置いてかないでよ~~。」
文聘「足軽風情め死ね~~。」
魏延「うるさい邪魔だ。」
文聘「あう。」
魏延「当分そこで寝てろ。」
文聘「(T_T)」
魏延「待ってよ~~~。」
兵卒「将軍。方向が逆ですぞ。」
魏延「待ってよ~~~あ~みうしなちゃった(T_T)」
文聘「待て~~。」
魏延「うるさい邪魔だ。」
文聘「あう。」
魏延「当分そこで寝てろ。」
文聘「(T_T)」
魏延「仕方ない、韓玄のとこでも行くか。」
張允「曹丞相が出頭せよと・・・。」
蔡瑁「あううう・・・。ぶるぶるぶる・・・。降伏しよ。」
王威「曹操はきっと油断しております。伏兵を置いてこれで迎撃すれば必ずや
勝てましょう。」
蔡瑁「う、そんな恐い事言うか。(ちびってしまったぞ。)」
王威「この売国奴め。貴様の肉を生きたまま引きちぎり塩をふってかぶりつけ
れぬのが残念だ。」
蔡瑁「ななにを・・・。(腰が抜けた・・・。)」
曹操「荊州にはいかほど兵がいる?」
蔡瑁「へ、へい28万ほど(すりすり)」
曹操「では、そちに水軍の指揮を任せる。劉そうには荊州王の称号を与えよう。」
蔡瑁「は、ありがとうございます。(いそいそ)」
荀攸「何ゆえあのような猿に官位を与えます。猿には残飯がお似合いでしょう。」
曹操「わしがその様な事解らないでも無い。猿でも使いようによってはある程度
使いものになるものじゃ。いらなくなったら処分すればよい。10円ぐらい
ではけるだろう?」
荀攸「猿にそのような価値がありますか?」
曹操「では1円?」
荀攸「・・・・。」
曹操「破棄するのに金がかかるか?」
荀攸「どこへ持って行っても反対運動が起きるでしょう・・・。」
曹操「まあ良い。孔明の家族を探せ。」
荀いく「もういません。」
曹操「クチョ・・・(少女囲んで宴会でもしてうさばらしじゃ。)」
荀攸「劉備は江陵に向かってますぞ。江陵こそ荊州の要地。ここを奪われては、
迂闊に手は出せなくなりますぞ。」
曹操「((T_T)暇くれ~~。)良し追うぞ。で、劉備はどこにいる?」
荀攸「知りません。キッパリ」
曹操「なるほど。余り進んでないか・・・。」
荀攸「本当に知りませんって。」
曹操「場所は解ったぞ。精鋭で殲滅せよ。」
荀攸「どうやって解ったの???」
曹操「秘密(笑)」
劉備「くしゅん。」
張飛「兄貴ぃ風邪ですか?」
劉備「噂だ。」
糜竺「悪い予感がします。」
孔明「それがしもそう思います。雲長がまだ戻って来ませんな・・・。」
劉備「江夏の劉きの所にいるんじゃないの?孔明殿見て来てはくれませぬか?」
孔明「しかれど・・・。」
劉備「先方でも先生がいかれれば歓待を受けるでしょう。(それにこのままでは
心細いから援軍連れて来てくれるとうれしいなっと。)」
孔明「解りました。後は任せました。」
簡雍「悪い予感がします。」
劉備「みんなそればかりか・・・。」
簡雍「凶も大凶、大々凶。」
劉備「そんなに悪いのか?」
簡雍「そう、ものすごく悪いです。」
劉備「例えば?」
簡雍「例えば、突然敵の急襲を受けるとか・・・。」
わーーーーーーーーーーーーーー、わーーーーーーーーーー。
劉備「え?」
簡雍「突然敵の急襲を受・け・る・と・か!!!!」
張飛「敵襲だ~~~。」
劉備「あう~~~。戦え!!!」
張飛「味方は浮き足だってますぞ。」
劉備「全然良くない(T_T) 撤退する。」
文聘「まて、劉備。」
劉備「お、そこにいるのは文聘君では無いか:-)
主君を裏切った二股君。二股君お元気でしたか?
で、その裏切り者の二股君がなんのようかね。」
文聘「え~~ん。劉備がいじめるよ~~(T_T)」
劉備「で、二股君。ど~してこんな所にいるのかい?」
文聘「(T_T) え~ん嫌いだ~~。(と去って行く)」
張飛「やけに嫌味が冴えますね?」
劉備「苦労生活が長いと口がうまくなるものだ。」
張飛「やっと敵をふりきったぞ。」
劉備「あ~~。みんな連れて来るの忘れた。張飛、知らんか?」
張飛「知りません。」
劉備「妻子も忘れて来た・・・。」
糜芳「はぁはぁはぁ」
劉備「糜子方では無いか?無事であったか。」
糜芳「趙子竜が裏切りましたぞ。」
劉備「そんなことあるまい。」
張飛「兄貴ぃ。きっと、子竜はうまい米と女につられて降伏したんだよ。」
劉備「張飛じゃあるまいし。趙子竜と私は心の友だぞ*^_^*
張飛「いくら子竜でも、国産特級米つまれたら堕ちると思うぞ。」
劉備「それに趙子竜は私が落ち目の時に部下になってくれた。そのやうな子竜
が魔道へ堕ちる訳が無かろう。」
糜芳「しかし、彼が手勢を連れて敵陣に入って行くのを見ましたぞ。」
劉備「それは何か有っての事であろう。」
張飛「よし、俺が探し出して殺して来る。」
劉備「腕はおまえと互角じゃ。無理であろう。」
張飛「止めるな、兄貴ぃ。みんな俺について来い。」
劉備「あ~~困った奴だ・・・。」
長坂橋に張飛。
張飛「みゅ~~。とは言った者の20騎しかいないではないか。
馬に木の枝をつけて引かせれば多くみえるだろっ。じゃ、そうしよ。」
一方、趙雲。
趙雲「玄徳様に妻子の安全を頼まれたと言うのに見失ってしまった。
一体いずこにおるのか・・・。簡雍知らんか?」
簡雍「はっY(゜゜;y 趙子竜か?助かった。で、何?」
趙雲「二度は言わない。」
簡雍「奥方なら知らないぞ。やっとの事で逃げて来たところだ。」
趙雲「今から奥方達を探しに参る。でわ。」
簡雍「お~い趙子竜・・・・。いっちゃった・・・。」
趙雲「夫人はおらぬか~~。若はおらぬか~~~。」
男 「私は甘夫人に従っていた者です。奥方は南の・・・。」
ぴゅ~~~。
男 「・・・・。あれ?いない・・・きょろきょろ\(゜ロ\)(/ロ゜)/」
趙雲「甘夫人はおらぬか~~。」
甘夫人「はい。」
趙雲「糜夫人と若の姿はありませぬが?」
甘夫人「見失いました(T_T)」
趙雲「お、そこに見えるは糜竺。」
馬にくくりつけた糜竺がいる。
淳于導「今日は大量。大将一人生け捕りだ~~~。」
趙雲「おい!」
淳于導「なんでっか?」
趙雲「糜子仲を渡せ。」
淳于導「分け前ならやらんぞ。これは俺の手柄だ。」
趙雲「じゃ、死ね。」
淳于導「あう、出番これだけ?(T_T)」
趙雲「夫人。長坂坡まで送り届けますぞ。」
張飛「やい、子竜。おまえ兄貴ィを裏切ったな。」
趙雲「それがしは、夫人を探しにいったまで。」
張飛「簡雍の知らせが無ければ殺していた所だぞ。」
趙雲「主君は?」
張飛「この先にいる。」
趙雲「では、甘夫人と糜子仲を任せたぞ。」
張飛「お、おい・・・。」
趙雲「でわ。」
張飛「俺にも活躍の機会をくれ~~~~。」
趙雲「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらららららららら・・・。」
敵兵「うわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわわわわわわわわ・・・。」
夏侯恩「今日も楽しい略奪だ。かわいい女の子は手込めだぞ~~~ふふふん。
金髪な女の子はいないかな~~~。男は剣の錆にしちゃる。うきききき。」
趙雲「あんた邪魔。」
夏侯恩「うぎゃ。」
趙雲「猿に宝剣か・・・。糜夫人はどこぞ・・・。」
男 「糜夫人は向こうに・・・。」
趙雲「糜夫人。見つけましたぞ。さ、早く。」
糜夫人「私は足でまといになります。この子を頼みます。」
趙雲「それは行けませぬ。」
糜夫人「それでは。」
糜夫人はどうしても言う事を聞かず井戸に飛び込んだ。
趙雲「いつの間に井戸があらわれたのであろう・・・。
ハッY(゜゜;yどうでもよい。曹操軍には変態が多いから奥方の遺体が辱めを
受けないようにして置かねば・・・。」
趙雲「・・・はっ・・・いつの間にか井戸が消えている・・・。」
趙雲「されば一刻も早く主君の元へ戻らねば・・・。」
晏明「覚悟。」
趙雲「邪魔。」
晏明「あう(T_T)」
張こう「俺が相手だ。」
趙雲「なんの。」
張こう「なんのなんの。」
趙雲「なんのなんのなんの。」
張こう「なんのなんのなんのなんの。」
趙雲「なんのなんのなんのなんのなんの。」
張こう「なんのなんのなんのなんのなんのなんの。」
趙雲「なんのなんのなんのなんのなんのなんのなんの。」
張こう「なんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんの。」
趙雲「面倒だ。勝負は預けた。」
張こう「なんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんの。」
張こう「なんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんのなんの
なんの。」
張こう「・・・・・。」
張こう「おいちょっと待て。逃げるか・・・。」
趙雲「おまえと戦っている暇など無い。あっ」
張こう「待て・・・。あ、消えた・・・(?_?)」
紅い閃光が走る。
張こう「む?」
趙雲の馬は一跳ねするとかけさった・・・。
趙雲「どう。」
張こう「・・・。」
馬延・張がい・焦触・張南「まて~~。」
趙雲「誰ぞ?」
馬延・張がい・焦触・張南「我等は、降伏四人衆。おまえを倒して、天下豪傑
番付に載るのだ。覚悟。」
趙雲「ふん!!」
馬延・張がい・焦触・張南「うわわあ・・・。四人まとめて一人分なのね(T_T)」
一方そのころ・・・
曹操「あれは、誰だ?」
曹洪「さあ、遠目では解りませぬ。」
曹操「調べて参れ。」
曹洪「え?行くんですか?」
曹操「聞こえなかったのか?」
曹洪「あ、行きます・・・。」
曹洪「あなたのおなまえなんて~の。」
趙雲「趙雲・子竜と申します。」
曹洪「じゃ、かえる(フフフ)。」
趙雲「なんだったのだろうか・・・。」
曹洪「常山の趙子竜・・・。天下豪傑番付に見当たら無い名前ですな・・・。」
曹操「欲しい(ポツリ)」
曹洪「?」
曹操「あの様な偉丈夫劉備なんかにはもったいない欲しい欲しい欲しい・・・。
生け捕りにしろ~~~。(そしてそして、男のハーレムを作るんだ~~い。
それにしても雲長殿はどこにいるのだろう・・キャハ*^_^*。)」
曹洪「(またいつもの癖が・・・。)」
ver1.5はここで終わっています。