表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/16

14 (`∀´〃)(〃´∀`)

まだまだ続くお食事編。

ーーなんやかんやでお食事会。



「……そろそろ話し合いを……始めませぬか……(-_-;)?」



 食事会が開始して、すでに二時間は経とうというに……一向に話し合われる気配が無いのだが。酒の入ったおっさん共のキャッキャッうふふを見せつけられ、変態勇者にはなんというか……その、表情は笑ってはいるが、なんか瞳が………なんとなくねっとりとした視線を向けられ、精神がガリガリ削られていく……………なにこれ。我、今日なにしに来たんだっけ……(-_-。;)? モウカエリタイ。



「(*´∀`*)……∑(;*゜д゜*)ハッ!?

 そっ…そうだなアンゼル///!! 父ちゃん、魔王! そろそろ話し合いを…「プヒゃァァァッッ(`∀´〃)!!! じゃんジャン酒持ッテ来やガレ~ッッ!!」


「も~っデイル君、まだ飲むと~?! おいはもう飲みきれんって~~(〃´∀`)♪ アンゼルとレイド君も、どがん~??」


「へ? 何だって?? ……ヤバイ、魔王が何言ってるか解んねぇ(-_-;) 」


「お酒を飲むか? と、言われておるのだ。

 父上、我らはお酒など要りません。それより、いい加減に話し合いを始…「OH~魔王の息子ヨォ~パンツは何をいてンダ~?? ヤッパ、フンドシとか着けテヤがるノカ??」


「きィゃァァァッッ///(;*=Д=*)?!! 父ちゃん、何てことをぉぉぉッッ///!!!」


「ンだョ?? お前ガ知りたガッテるダローから聞いてやっテんダゼぇ?? ちなミニ、レイドは十一歳マデはブリーフデ…「父ちゃァァァんッ!! もういいからッッ(;*=Д=)!!!」


「ハイハ~イ♪ 魔王が思うに~、アンゼルはノーパンで~す(〃´∀`)ノ ♪♪」


「ノーパンッッッ(*Д)°°///?!!!」


「んなわけ、あるかァァァァァァッッッ#=Д=)!!!! それは父上の方でしょう!!」


「残念、父さんはトランクス派です♪」


「ワシは昔ッカラ、ブリーフ一筋ダナ! 魔王よォ、トランクスのドコが良イってンダ。アりゃ、ポジションガ…「パンツはもういいってッッ(;´Д`)!!! アンゼルに呆れられちゃうだろッ(>_<。)///!!!」



 変態勇者も親には苦労しておるのだな……少しだけ親近感を感じてしまったぞ(=_=;)



「ああもうッッ(=Д=)!! 取り敢えず酔っ払い組は黙ってて! オレとアンゼルだけで話し合うからッ!!」


「(`∀´〃)エ~~?(〃´∀`)」


「喋るなよ? 一言もだからなッ?? いいか? 絶対にだぞ(=皿=)?! 」



 おお! 変態勇者よ、よく言った!!

 おっさん共は『ハイハイ』といった様子で、静かになった……のは良いのだが、そのまま仲良く正座で並んで、我らの方を向いておるのが凄く気になるのだが……



「それじゃアンゼル、話し合おうか(´∀`)♪」

「う…うむ、そうだな(=_=;)」


「………(`∀´〃)」

「(〃´∀`)………」


「え~っとな、まずこの資料を見てもらおうかな♪」


「ほぉ、コレは興味深いな」


「………(`∀´〃)」

「(〃´∀`)………」


「ぬ? 勇者よ、この写真の生物は何なのだ?」


「ん? ああ、これはな、珍しい魚だよ(*^-^*)」


「……フヒッ(`∀´〃)」

「(〃´∀`)!?」


「今回の話し合いはな、人族の王も来たがってたんだ~(^v^)」


「そういえば、我は一度も王を拝見したことがないな」


「…プホゥッ…!((`∀´〃))」

「((〃´∀`))ふぶぅ……っ!」


「オレと幼馴染みなんだぞ♪」


「ほぅほぅ、幼馴染みか。それは良いな」


「…フハァァ!!(`∀´〃)」

「((〃´∀`))ぶっほッ!!」


「…………(^v^)」


「…………(=_=)」


「フヒィーッッ!! ムッハッハッハァッ(`∀´〃)!!!」

「(〃´∀`)もぉ~デイル君ッww静かにせんばとに笑わかせんでよ~ッwww怒られるって~ww」


「イヤ、黙るトカ無理だロwwワシは耐えきれネェヨwww!!」



 我と変態勇者は台に肘をついて頭を抱えた。誰かお願いだから、横で笑い転げている酔っ払い共をどうにかしてくれ。



「おいオイ魔王ョ……何故か急ニ走りたくなッチまったゾ、オイ」


「はぁッ?! 何言ってんだよ父ちゃん(=_=;)!!」


「え~? おいも、おいも~! 走りたか~♪♪」


「ちょっ……父上(・_・;)?!!」



 ヨロヨロと立ち上がる、父上と元勇者。嫌な予感に膝立ちになる、我と変態勇者。……しかし、一歩遅かった…!!


ーーバァァァンッッ!!ーー


「ヒャッホーーっッ! 出陣ジャァァァッッッ(`∀´〃)!!!」


「うははぁ~~いっ(〃´∀`)♪♪♪」



「父ちゃんッッ(@_@;)!!」

「父上ェェェッッ(;=Д=)!!? あいたッ(@_@。)「アウチッ(>_<;)?!」



 引き止めようと飛び出した途端、我と変態勇者は互いのデコに思いっきりぶつかり、その衝撃で後ろに真っ直ぐ倒れゆくなか、ドスドスと部屋から走り去っていくおっさんらの背中を見送ったーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ