14 (`∀´〃)(〃´∀`)
まだまだ続くお食事編。
ーーなんやかんやでお食事会。
「……そろそろ話し合いを……始めませぬか……(-_-;)?」
食事会が開始して、すでに二時間は経とうというに……一向に話し合われる気配が無いのだが。酒の入ったおっさん共のキャッキャッうふふを見せつけられ、変態勇者にはなんというか……その、表情は笑ってはいるが、なんか瞳が………なんとなくねっとりとした視線を向けられ、精神がガリガリ削られていく……………なにこれ。我、今日なにしに来たんだっけ……(-_-。;)? モウカエリタイ。
「(*´∀`*)……∑(;*゜д゜*)ハッ!?
そっ…そうだなアンゼル///!! 父ちゃん、魔王! そろそろ話し合いを…「プヒゃァァァッッ(`∀´〃)!!! じゃんジャン酒持ッテ来やガレ~ッッ!!」
「も~っデイル君、まだ飲むと~?! おいはもう飲みきれんって~~(〃´∀`)♪ アンゼルとレイド君も、どがん~??」
「へ? 何だって?? ……ヤバイ、魔王が何言ってるか解んねぇ(-_-;) 」
「お酒を飲むか? と、言われておるのだ。
父上、我らはお酒など要りません。それより、いい加減に話し合いを始…「OH~魔王の息子ヨォ~パンツは何を履いてンダ~?? ヤッパ、フンドシとか着けテヤがるノカ??」
「きィゃァァァッッ///(;*=Д=*)?!! 父ちゃん、何てことをぉぉぉッッ///!!!」
「ンだョ?? お前ガ知りたガッテるダローから聞いてやっテんダゼぇ?? ちなミニ、レイドは十一歳マデはブリーフデ…「父ちゃァァァんッ!! もういいからッッ(;*=Д=)!!!」
「ハイハ~イ♪ 魔王が思うに~、アンゼルはノーパンで~す(〃´∀`)ノ ♪♪」
「ノーパンッッッ(*Д)°°///?!!!」
「んなわけ、あるかァァァァァァッッッ#=Д=)!!!! それは父上の方でしょう!!」
「残念、父さんはトランクス派です♪」
「ワシは昔ッカラ、ブリーフ一筋ダナ! 魔王よォ、トランクスのドコが良イってンダ。アりゃ、ポジションガ…「パンツはもういいってッッ(;´Д`)!!! アンゼルに呆れられちゃうだろッ(>_<。)///!!!」
変態勇者も親には苦労しておるのだな……少しだけ親近感を感じてしまったぞ(=_=;)
「ああもうッッ(=Д=)!! 取り敢えず酔っ払い組は黙ってて! オレとアンゼルだけで話し合うからッ!!」
「(`∀´〃)エ~~?(〃´∀`)」
「喋るなよ? 一言もだからなッ?? いいか? 絶対にだぞ(=皿=)?! 」
おお! 変態勇者よ、よく言った!!
おっさん共は『ハイハイ』といった様子で、静かになった……のは良いのだが、そのまま仲良く正座で並んで、我らの方を向いておるのが凄く気になるのだが……
「それじゃアンゼル、話し合おうか(´∀`)♪」
「う…うむ、そうだな(=_=;)」
「………(`∀´〃)」
「(〃´∀`)………」
「え~っとな、まずこの資料を見てもらおうかな♪」
「ほぉ、コレは興味深いな」
「………(`∀´〃)」
「(〃´∀`)………」
「ぬ? 勇者よ、この写真の生物は何なのだ?」
「ん? ああ、これはな、珍しい魚だよ(*^-^*)」
「……フヒッ(`∀´〃)」
「(〃´∀`)!?」
「今回の話し合いはな、人族の王も来たがってたんだ~(^v^)」
「そういえば、我は一度も王を拝見したことがないな」
「…プホゥッ…!((`∀´〃))」
「((〃´∀`))ふぶぅ……っ!」
「オレと幼馴染みなんだぞ♪」
「ほぅほぅ、幼馴染みか。それは良いな」
「…フハァァ!!(`∀´〃)」
「((〃´∀`))ぶっほッ!!」
「…………(^v^)」
「…………(=_=)」
「フヒィーッッ!! ムッハッハッハァッ(`∀´〃)!!!」
「(〃´∀`)もぉ~デイル君ッww静かにせんばとに笑わかせんでよ~ッwww怒られるって~ww」
「イヤ、黙るトカ無理だロwwワシは耐えきれネェヨwww!!」
我と変態勇者は台に肘をついて頭を抱えた。誰かお願いだから、横で笑い転げている酔っ払い共をどうにかしてくれ。
「おいオイ魔王ョ……何故か急ニ走りたくなッチまったゾ、オイ」
「はぁッ?! 何言ってんだよ父ちゃん(=_=;)!!」
「え~? おいも、おいも~! 走りたか~♪♪」
「ちょっ……父上(・_・;)?!!」
ヨロヨロと立ち上がる、父上と元勇者。嫌な予感に膝立ちになる、我と変態勇者。……しかし、一歩遅かった…!!
ーーバァァァンッッ!!ーー
「ヒャッホーーっッ! 出陣ジャァァァッッッ(`∀´〃)!!!」
「うははぁ~~いっ(〃´∀`)♪♪♪」
「父ちゃんッッ(@_@;)!!」
「父上ェェェッッ(;=Д=)!!? あいたッ(@_@。)「アウチッ(>_<;)?!」
引き止めようと飛び出した途端、我と変態勇者は互いのデコに思いっきりぶつかり、その衝撃で後ろに真っ直ぐ倒れゆくなか、ドスドスと部屋から走り去っていくおっさんらの背中を見送ったーーー