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「ばぁば!おばあちゃん!」
私はすぐに駆け寄り軽く体を揺すりながら呼びかける。
「んっ…うん…心陽?」
「気づいた?良かった…」
「ここどこ…?」
「ここはあの世とこの世の境目みたいな所でお2人さんはちょ〜っと手違いでだいぶ早めにこっちに来ちゃったみたいなのでお詫びとして異世界転生できます!おめでとう!もうとっておきの所を見つけてあるのでそこにいってらっしゃい。あとなんか配役はテキトーにやっとく」
(随分とチャラそうだが大丈夫なのだろうか?そもそも誰なのだろう?神様とか?)
「俺、全然信用されてないじゃん。俺はここの案内人。ちなみに俺らは考えてる事全部分かっちゃうから。他に何か知りたい事は?って言っても内緒な事も多いんだけどね〜」
「なんだか分からないけど楽しそうじゃない」
「ばぁば?」
「おばあちゃんは結構ノリノリみたいだね。イイねぇ。一応2人が1番近くにいられる配役にしといたから安心してね」
「配役って?」
「それは行ってからのお楽しみ」
(重要な事はなにも教えてくれない…)
「あっ今重要な事は何も教えてくれないと思ったでしょ?」
案内人がにっこりと笑う。
「あそこでなにをするかは君の君達の自由だよ。頑張って。大丈夫。本当にやばい時は助けに行くから」
そう言って体をトンッと押された。
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