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ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか


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それから毎日皆が寝静まってから私達は特訓をした。

おばあさんっぽい言葉遣いを令嬢っぽく直して私が覚えている範囲で小説の内容を説明した。

いつ婚約破棄されるか分からないのでなるべく早くしなければならなかった。

お嬢様はばぁばだった時の名残りか早寝早起きで皆が寝静まった後に動くのは大変そうだった。

私も私で他の使用人達からミール家に関する情報をそれとなく聞き出し、伝えたりしていた。

そうすること数ヶ月。今では違和感のない綺麗な令嬢口調でもうお嬢様が変だと言う使用人はほとんどいない。

「ネリア、慰問に持って行くクッキーを作りたいのだけど手伝ってくれる?」

「はい」

「行きましょう」

そして後から知ったのだがお嬢様には妃教育が少し残っていたようで旦那様から教育係に一時的な記憶喪失などの事情を説明してもらい口調を直すのにも協力してもらった。

しかし、今もお嬢様の婚約者だという第二王子には会えていない。というか会いに来ない。

連絡はしたと旦那様が言っていたが、婚約者が倒れたというのに少しも会いに来ないのはおかしい気がする。

当の本人はそんな事は気にもせず花の世話をしたりお菓子を作ったり、時には旦那様の執務を手伝ったり最初に言った通りカトリナの人生を目一杯楽しんでいる。

こうして見ているとさすがばぁばという感じだ。元の世界でもばぁばは自由でいつも明るく笑っていた。

「お嬢様、こちらはどうしますか?」

「ここに入れてちょうだい」

「お嬢様のお菓子は美味しいですから子供達も喜ぶでしょうね」

「そうかしら?やっぱり誰かの役に立てるって嬉しいわよね」

その時。

「カトリナ!」

と旦那様が調理場に入ってきた。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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