表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ばぁばと孫の転生日記  作者: うらか


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/24

10

「それで話したい事とは?」

「とりあえず座って」

「失礼します」

私はお嬢様に促され座った。

「あなたが1番信頼できそうだから話すんだけどこの事は誰にも内緒にして」

「承知しました」

「実はね…」

お嬢様が言い淀む。

「実はね…探して欲しい人がいるの」

「はぁ…どなたですか?」

「でもこの世界には居ないかもしれなくて…」

「名前は心陽っていうのだけど…私の孫なのだけれど私は今こんな状態になってしまってどうしてるか心配なの…」

その瞬間、私は固まってしまった。まさか自分の名前が出て来るなんて思わなかったからだ。

「失礼ですが…お嬢様はどこか別の世界からいらっしゃったのでしょうか?」

そう聞くとお嬢様は気まずそうにしながらも答えた。

「こんな事信じられないかもしれないけど…前は日本っていうところに住んでていつの間にかここにいたの」

「それにあっちでは年取ってたのにこんなに若くなってて」

(もう8割方分かったわ…なんだかめまいがしてくる…)

もしかしたらと考えている事を素直に伝えてみる。

「もしかして…ばぁばなの?」

「もしかして心陽かい?」

「えっ?本当にばぁば?」

「うん。そうだよ。心陽?」

「うん」

するとばぁば改めお嬢様は涙ぐむ。

「本当に良かった…心配したのよ」

私を優しく抱きしめてくれた。私も思わず涙ぐむ。

しばらくしてお互いが離れるとばぁば改めお嬢様に今分かっている事を説明した。

「つまりここは心陽が読んでいて新刊買いたいって言ってた小説の世界で私がミール公爵家のお嬢様に転生してあんたがその侍女に転生したって事?」

「うん」

「確かあの案内人は近くにいれるようにしたって言ってたよね?」

「だからこうしたって事?」

「そうだとしたら逆じゃない?」

ばぁばが大きな声でそう言う。


ここまでお読み頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ