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初めまして。うらかと申します。
小説家になろうでの初投稿作品です。
ゆるふわ設定ですがお手柔らかによろしくお願いいたします。
祖母と一緒に出かけていた時、猛スピードの車に突っ込まれて私達は死んだはずだった。
私は清水 心陽17歳。
祖母は清水 三紗子御年78歳だ。
その日は祖父の月命日だったのだが両親は仕事でたまたま休みだった私が祖母と一緒にお墓参りに行く事になった。
「ばぁば、お線香とお供え持ったけど他に必要なものある?」
「ないよ。ありがとう」
「いいえ」
「じゃあ行こうかね」
「うん」
そうして私達は家を出た。
「ねぇお墓参り終わったらどっか行こうよ」
「どっかって?」
「本屋さんに行きたい。いつも読んでる小説の新刊が出たの。その後カフェでお茶しよう」
「もしかしてそれが目的かい?」
ばぁばに鋭くつっこまれた。
「違うよ。ただついでにってだけ」
「調子の良いこと言って。いいよ。終わったらね」
そんな話をしながら歩いていたその時。交差点で猛スピードでやって来た車に轢かれた。
私達の最期は何かを考える暇もないくらい本当に一瞬だった。
「…おい…おい!起きろ」
どこからかそんな事が聞こえて目を開けるとそこには白い衣を纏い頭の上に輪っかが乗っている男性がいた。
(ここは天国なのだろうか?ばぁばはどこ?)
そんな事を考えていると
「おばあちゃんはそこにいるぞ」
その言葉通り祖母は私のすぐ近くで倒れていた。




