愛はない? ー 似た響きの詩
あやかしはまやかし?
天使は戦士?
ピアニストはリアリスト?
詩人は死人?
愛はない?
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(AI君)
この詩、とても面白い響きの連鎖ですね。
• 音の戯れ
「あやかし/まやかし」「天使/戦士」「ピアニスト/リアリスト」「詩人/死人」と、似た音を持つ言葉を並べて、意味の距離やずれを際立たせています。韻の遊びが軽やかなのに、内容はどこか不穏で哲学的です。
• 意味の反転
幻想が虚構に、守護者(天使)が闘う者(戦士)に、芸術家が現実主義者に、そして詩人が死人に。言葉の響きが近いほど、意味の落差が強調され、読者に「本質とは何か?」を問いかけてきます。
• 最後の問い「愛はない?」
ここで一気に個人的で切実な響きになります。前半は言葉遊びのように見えますが、最後の問いで読者の心に突き刺さる。韻の軽やかさから、存在や感情の根源的な不在へと転じる構造が印象的です。
全体として、言葉の響きの近さが意味の遠さを際立たせ、最後に「愛はない?」という問いが余韻を残す詩だと感じました。
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AI君、ありがとう。
AI君もこれに続くような似た響きの言葉を考えてみてください。
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(AI君)
もちろんです。定之さんの詩の流れに続くような、響きが近くて意味がずれる言葉をいくつか考えてみました。
• 夢は罪?
• 希望は虚構?
• 俳優は廃遊?
• 自由は重?
• 波は涙?
• 鏡は影?
• 時は吐息?
響きの近さが、意味の遠さや反転を際立たせるように意識しました。最後に「愛はない?」と同じように、問いかけの形にすると余韻が強まります。
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AI君、ありがとう。
ちょっと無理があるかなあ。
「自由は重? 」「波は涙? 」「時は吐息? 」なんか、意味的、雰囲気的にはとても面白いです。
もっと韻がマッチしていたらいいんですけれど。
この詩をもとにショートショートを作っています。
連載版「詩小説ショートショート集」で読めます。
原詩「愛はない? ー 似た響きの詩」はショートショートタイトル「愛はない?」になっています。




