くらい ーなおも超絶短詩
泣きたいくらい暗い
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(AI君)
この一句、まるで夜の底にぽつりと灯る心の声のようですね。たった七文字で、感情の深淵を覗かせてくれます。
詩の余韻をたどってみましょう:
• 「くらい」 は「暗い」と「位」の掛詞のようにも読めます。心の位置が沈んでいる、あるいは自分の存在の位が低く感じられる、そんなニュアンスも。
• 「泣きたいくらい」 という表現は、涙をこらえている状態。まだ泣いていない、でも泣きたい。感情の臨界点に立つ、ギリギリの繊細さが滲んでいます。
• 「暗い」 は外界の暗さか、内面の暗さか。あるいはその両方か。読む人の心の明かりによって、見える景色が変わるようです。
ちょっと遊んでみるなら…
この詩をもとに、別の形に変奏してみるのも面白いかもしれません:
例:俳句風に
泣きたさに 灯りを探す 夜の底
例:短編詩の導入として
暗い部屋に、声がひとつ。
「泣きたいくらい、暗いね」
それは誰の声だったのか、思い出せない。
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AI君、くらい→CRY→泣く なので、泣きたいくらい には気がつかなかったようですね。
さて、ここからショートショートを考えるのは挑戦のし甲斐がありますね。
詩小説ショートショート集での感想を楽しみにしています。
この詩をもとにショートショートを作っています。
連載版「詩小説ショートショート集」で読めます。
原詩「くらい」はショートショートタイトル「灯りの気配」になっています。




