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プロローグ1


僕の人生、本当に最悪だった。

生まれて18年、幸せなんて感じた事、1度もなかった。


物心つく前に両親が事故で亡くなった。

そこから、親戚をたらい回しにされて、母方の遠い親戚に引き取られた。でも、そこでは僕の居場所はなくて、邪魔者扱いされて、蔑まれて、毎日殴られる。蹴られるは当たり前の日々を送った。


そんな生活をしていたから、性格は暗く、自分で言うのもなんだが、陰気すぎて、小学校ではいじめの対象になった。

それは中学まで続いて、高校は遠い所に入学した。それでも陰気な僕はやはりいじめ対象になってしまうようで、僕の机には、毎日枯れた花が活けられた花瓶と〇ねの文字が飾られていた。


そんな高校生活、やっぱ1番辛かったのは、女性教師に逆レ〇プされたことかな…。思春期に女性教師にレ〇プされるってどんなご褒美だよ。てみんな思うかもしれないけど、これが、全然ご褒美なんかじゃないんだよ。


だってさ、急に女が上に乗っかって、笑いながら腰振ってんの。

しかもその周りには他の人間もいて、写真撮ったり、歓声を上げたりしてて…暫くは女性恐怖症になったなぁ。


それからなんやかんやで高校は何とか卒業式した。

言っても、いじめはなくならなかったし、女性教師を犯したとか噂を立てられて、一時期停学処分にもなった。

あの時は、一緒に住んでいたおじさん達に「この恥さらしが!」とか言われて、朝まで殴られるわ、蹴られるわ、であの時は死ぬなぁ。て思った。…まあ、結局死ななかった訳だけど。


それから、高校卒業して、家から出て一人暮らしを始めた。

アルバイトで貯めていたお金があったから、それを資金にしてアパートを借りた。仕事は家のパソコン1台あれば出来る事をした。

収入は安定しなかったけど、1人だから普通に生活はできた。


最初は高校を卒業して、一人暮らしになったら、自由になれるから好きなことたくさんするぞ。って、幸せになるんだって、息巻いてた。


…でも、もうダメだった。

そりゃそーだよね。こんな歳まで友達1人いないし、好きなことなんて考えたこともなく生きてたんだから。

一人暮らしを始めて、半年足らずで、僕の精神は蝕まれていった。

毎日、聞こえてくる罵詈雑言。体が言うことを効かない。

病院に行くと、うつ病と統合失調症と診断された。


薬がたくさん出された。

それでも聞こえてくる罵詈雑言に耳が痛くて、眠れなくなった。

それを紛らわせるよう薬をたくさん飲んだ。許容量はとっくに超えていた。


そんな、ある日、ベランダから見た景色を見てふと思った。

「綺麗だなあ」って。

綺麗っていっても、アパートのベランダから見える景色なんて、街灯とか

人工的な光なんだけどさあ、それがやけに美しくて、そこへ行きたいなんて思ってしまって、気づいたら、ベランダの柵から身を乗り出していて、僕の身体は真っ逆さまに下へと落ちていった。


わずか5秒くらいの束の間、今までの事が一気に思い出されて、あー、これが走馬灯てやつかぁ。って思ってそれでも怖さとかはなくて、むしろこの身体が光に溶けていく感じがたまらなく気持ちよかった。

そして、僕の頭が地面に着いた時、

僕の意識は途絶えた。



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