綾菊妃中編
「彼女を推薦した人物は真我だ」
綾菊妃は納得した顔で
「そうか、真我か...納得だな、奴ならやりかねん、奴を知る者は皆そう思うだろう、推薦理由の一つは面白くなりそうだから、だろうな。
他の理由も君は知っているのだろう」
「ああ知っているとも、最も大きい理由は毒に対しての耐性が高く、そして高い毒を識別できる舌を持っていることだろう。」
「ほぉ、毒を識別できる舌を持っているか...面白いな是非会ってみたい、だが彼女が毒を識別できる舌を持っていことが分かっていることは真我が試したと言ったところか...相当気に入っているご様子だろうな。
真我が気に入っているとゆうことはよほどの人物だな、何か必ず理由があるはずだから是非会って確認してみたい。
真我に気に入られた人物は全員一般的欲望を凌駕する欲望を持つ者ばかり例えば、玉藻妃は未知を求める欲望の一端で傾国の美女として数多の国を崩壊させたり、シヴァの全力を出して強い奴と戦いたい欲望は真我に会うまで叶えられず、今でもその欲望は湧き続いている、他にはヴィシュヌの助けを求める者全てを救済したい、ブラフマーの愛する者を常に見ていたいなどか、高すぎる欲望は自身に影響を与える、玉藻妃の未知を求めるはこの世から未知が消えない限り永続する疑似的な不死性を手に入れた、ただあくまでも疑似的である完全に死なくなったわけではなく、ある一定領域以上の攻撃でなければ殺すことが出来なくなっただけである、シヴァの全力を出して強い奴と戦いたいは、破壊を手に入れた、何故なら彼と全力で戦った者は真我を除き皆破壊されているから、ヴィシュヌの助けを求める者全てを救済したいは修復を手にした、ブラフマーの愛する者を常に見ていたいは千里眼を手に入れた。
このように欲望は自身に影響を与えると言う点で彼女の毒を識別できる舌を持っている、ただこれが欲望の影響か否かは実際に会わなければ分からん。」
「なら綾菊妃、実際に会ってみますか?」
と玄黄が提案する
「そうだな、明日辺りに会うとするか、でお前は彼女の事をどう思う?」
「ええ、それなりに優秀だとは思いますよ、やることはしっかりとしているので。」
「違う、そうゆう意味ではなく、愛いしてるかどうかだ、やけに彼女に対してだけ態度が違うように見えるからな」
「愛していますとも」
「そうか、お前が女を愛するか、女官たちが聞いたら嫉妬の嵐だろうな何故私を愛してくれないのと、面白い是非応援させてくれ。」
「好きにしてください、綾菊妃」
「では、話はこれくらいにしておこう、仕事があるからな」
綾菊妃がそう言うと玄黄は部屋を出た
だいたい分かった、真我が推薦した理由、表向きは毒見役に向いているかであり、本当は玄黄の好みだったから知っていて彼に近づける為に推薦したのだろう、面白くなりそうだからと。
真我らしいな、面白くなりそうなものを好む。
私も楽しませてもらうか、彼の欲望は以前まで空っぽみたいなものだったが、彼女を愛するとゆう欲望が湧き上がってきたか、ただ彼女がそれにきずいていないのは玄黄が可哀そうと言うか滑稽だな。
滑稽なのは私も同じなのだがね、帝に最も愛されたい、これが私の欲望、叶うことがないが、せめて思い続ける、ただ牡丹妃は恨まないしむしろ私としても良い友人と思っている、恨んだとこので愛される訳でもないのだから。
楽しみに待っているよ桜華、君は一体どんな子なんだい私に是非教えておくれよ。
呼んでくださり圧倒的感謝
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