SF、現地主人公、異世界転生(憑依)物のアイデア
・世界観
人類は遥か昔に宇宙に進出した。
科学は発展した。
貧富の差が開きまくっている。
主人公の所属する国は政治は民主主義から王政に戻っている。
アンチエイジングやら肉体改造といった技術も進んでおり金が有れば寿命は500歳程度まで伸ばせる。
金がない場合でも180歳程度までは生きる。
宇宙には多数の種族が暮らしており共存関係にあるが敵対関係にもある。
宇宙盗賊、略して宙賊と呼ばれる無法者が数多く存在する。
また正体不明の敵対生物もいる。
・アライメント
人物の行動指針を示すもの。大まかな人柄の設定。
秩序〜混沌、善〜悪、のあれ。
今回は3軸使う。
規律や善悪の判断、加えて他人とどの程度関わるか。
各5段階評価。
数字が小さいほど混沌、悪、隠の者であり
数字が大きいほど秩序、善、陽の物である。
律:ルール(又は約束)を守ることを重視するか
1:自分のやりたいように行動する。
2:ルールは基本的に守らないが自分に利があれば従う
3:ルールは基本的に守るが自分に害があれば破る。
4:ルールは極力守ろうとする、自分に害がある場合はその時によって行動を変える。
5:ルールは絶対に守る。何か矛盾するようなエラーが起きた場合思考が止まる。
義:他利的か自己中心的か
1:完全な自己中。自分だけ良ければそれで良い。
2.基本的に自己中。自分に利があるなら困っている人を助けることも。
3:普通。困っている人を見かけたら助けようとする。
しかし自分に用事があったり騒動に巻き込まれそうになる場合は無視する。
4.他人優先。自分の出来る限り他人に優しく接しようとする。他人のために動ける人間だが命が天秤にかかった際は自分の命を取る。
5:他人至上主義。他人の為になるのならなんだってする。
人:他人との関わり合い
1:人とは全然話せない。コミュニケーション能力に障害あり
2:親しい友人などとしか基本話さない
3:他人から話しかければ対応できるが自ら話しかけようとはしない。
4:自ら他人に話しかけることのできるタイプ
5:大勢の前で話したり自分の意思を伝えることが当たり前にできる人物
主人公1。
転生者であるが転生の際に記憶の消去があまり済んでいない。転生時に別の輝きの強い魂(主人公2)がぶつかったことによって肉体から半分弾き出されてしまい守護霊のような状態になっている。主人公というより補佐、語り手。
SFやロボットが大好きであり守護霊のような状態になった後、前世の地球から映像や音声をお取り寄せできるようになった為それで暇つぶしをしている。
社畜、と言われるほどブラックな職場に勤めていたわけではないがホワイトとは到底言えない。
風見鶏な対応をして自分に被害が出ないことを願うばかりである。
アライメント、律:3、義:3、人:2
主人公2。
超高性能な魂を持った現地人。貴族ではないが中流階級の一般家庭に生まれている。親の愛と金を一身に受け、成長カプセルをふんだんに使っている為に肉体スペックも高い。
主人公1が寝るたびに趣味のアニメや映画をお裾分け、もとい押し付けてくるのが幸いしロボやメカが大好きな少年に育つ。ロボ好きを拗らせパイロットではなくメカニックを目指す。
アライメント、律:2、義:2、人:3
主人公3。
高性能な魂を持った現地人。スラム出身であり母親や育ててくれた周りに恩返しをする為、給料の高い兵士になることを決意する。
スラム出身である為成長カプセルは本来使えないはずなのだが親や周りの皆が出資してくれた為カプセルを何度か使えておりそのことを非常に感謝している。
アライメント、律:4、義:4、人:4
・戦闘
基本は宇宙船同士の戦い。
人形で、かつ宇宙空間で戦闘するなんてロボはない。
宇宙船の大きさは小型でも50メートル。空母級になれば1キロメートル超えのものもある。
戦闘機型は20〜10メートル程度でもっと小さいものもある。
ただ戦闘機といっても空力などを考慮する必要がないのでデザインは円盤であったり球体であったりである。
適当なプロット
1章『出会い』
まず主人公1(転生前)が死亡。
気づけば新しい体に宿ろうとしていた、そこは眩いばかりの光を放つ主人公2の魂が突撃、主人公1の魂は中途半端に押し出された為守護霊のような存在になる。
これを哀れに思った神なる存在が主人公1に話しかける。
主人公1は成長カプセルなるものによって魂が汚れたり歪んでしまった結果、昇天できなくなった魂を保護、吸収し送り出す役目を請負い、代わりに地球産のアニメやドラマ、漫画、映画が見放題になった。
スクスクと成長していく主人公2、それを見つめる主人公1はいつのまにか親父心のようなものを持ち始めていた。
成長カプセルを何度か主人公2は使用し成長する。
主人公1がアニメなどのお裾分けをした結果、主人公2はロボ好きになるのだが目指すのはパイロットではなくエンジニアであった。
主人公2が18歳を迎え(見た目は10歳程度)主人公2は軍に入隊する。配属先は第3整備課、第9班。
そして第9班は初の仕事の為に前線から少し離れた基地へ移動する。
その3ヶ月前、主人公3は前線で戦っていた。
人数不足の為に素人である主人公3すらもパイロットとして最低限の操作を教え戦闘機に乗せ出撃させた。
そして現在ではその前線のエースになっていた。
しかし整備班の乗った艦隊が先の戦闘で轟沈し生存は絶望的、各艦隊にもメカニックはいるが本格的な修理となると機材から何から全てが足りない。
そこへ第9班の艦隊がやってきた。
第9班のエンジニア達は前線の艦隊を次々とメンテナンスしていく、その中で主人公2は暇を持て余していた。その暇を使い余っていた戦闘機をバラした後に組み立てたのだがその戦闘機は主人公3の乗っていた愛機であったが主人公3は好意からくるその好意を咎めようとは思わなかった。
その後主人公3は試しに乗ってみた。
主人公2の趣味が全開に押し出されたあまりにピーキーなセッティング、しかしそれがどうにもしっくりきてしまうのが主人公3でありその後の戦闘ではさらに主人公3は活躍していく。
それを見た主人公2は良かれと思い別のパイロットの戦闘機もセッティングする許可を得たのだが自分の趣味全開のセッティングに雑兵はついていけず死にかけることになる。
それに怒ったのが主人公3、セッティングはパイロットのことを思いやってするべき(という旨の発言)。それに対して主人公2は自分のセッティングにどうしてついて来れないのか、ついてこれない人がパイロットをやっているのかわからない(その程度の実力ならば死ぬから機体に乗るな的)と言う。
その1日後、その前線に援軍が来たことにより戦闘は終了する。
2章『再開』
前線での戦闘が終了した後主人公2は整備課から製造課に移っていた。
同時期に主人公3は戦闘での活躍を認められ自分の機体を持つことを許される。
そして主人公3の発注した戦闘機は主人公2のいる製造課で作られることになる。
そんなところへ製造課の偉い上司からとある調査艦を作るように命令される。
指示書には無理難題が詰め込まれていた。
数々の無理難題を超えた主人公2と製造課の仲間たち、彼らを更なるタスクが襲う。
そして出来上がった調査艦が更なるトラブルを呼びその解決に主人公3までもが駆り出される。