表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に、助けを呼んだら、竜が来た。  作者: 倭刀
プロローグ、女神は語る、「助けて」と
1/27

 

 あぁもう!確かに助けてほしいとは言いましたけどあんなのが来るなんて予想外ですよ!想定外で規格外です!


 あら?もう一人いらしていたんですね。今回は私の要請に応じていただきありがとうございます。わたくし、この世界を兄のラーハルトと管理しておりました女神のフラガと申します。


 せっかく来ていただいたのですがおそらくもう必要なくなりそうなんですよね・・・

 何故かって?あなたより先に助けに応じてくれた方の中に規格外の方がいらっしゃいまして・・・

 もう一人その方に闘志を燃やして追いかけた方がいらっしゃいますけど・・・気になります?

 あぁ、そういえばあれを使えば・・・少々お待ち下さいね。


 ・・・・・・

 ・・・・

 ・・

 お待たせしました。これは遠見の鏡と言いまして世界の様子を見ることができる特殊なアイテムなのですよ。問題は知り合いの付近しか見れないというところなのですけれど、彼の様子を見るだけなので問題はないでしょう。まぁ彼って言っても男か女か、そもそも性別があるのかもわからないのですけど。


 それでは彼の様子を・・・あぁぁぁ!なんでそんなことを!このままじゃ私の頼みを聞く前に彼に世界が滅ぼされてしまうんじゃ・・・!?

 ちょっとぉ!?それは私を祀っている社の・・・やめてぇぇぇぇ!


 うぅ・・・酷いです・・・本当になんであんなのがきてしまったのでしょう・・・え?見てもいいかって?目の前で女神が落ち込んでいるのに貴方も大概ですね・・・えぇ、どうぞ。好きに見ればいいじゃないですか・・・どうせ私なんて・・・痛い痛い!髪は女の命ですよ!?引っ張るなんて!え?めそめそするな?うぅぅ・・・本当に酷い方です。わかりましたよ。私も彼に依頼をした責任もありますし最悪は顕現して彼を止めなきゃいけませんからね!そうです!これは監視なのです!こうなったらやけですよ!貴方もしっかり見張るんですよ!中途半端に投げ出したら許しませんから!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ