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短小説

私たちにもう言葉は要らない

作者: 征彌

『しのぶれど色に…』


 授業中、私は和歌の続きを考えていた。


 フラストレーションは時に人を奇行に走らせる。

 私は机の下でスマホに指を滑らせフレーズを打つと、ランダムにリストの1人にメールした。


『出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで』


 電撃の速さで返事が来て、そこから私の恋は始まった。


 4月に番号をもらい3月の今まで一度もメールしなかった人と。

 する必要ないほど毎日のように会ってきた、


 クラスの担任の先生と。

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