表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

91/204

飯綱は猫科?

2章ラスト2話です。

飯綱のおかげでミノタウロスは倒せたけど、ここからまた戻らないといけない。

2階層からはどうにかなると思うけど、3階層で襲われたらヤバい。


「あ! 私レベルアップしたかも」

「私も」

「あ〜本当だ」

「私までレベルアップしてます」


とどめをさしたのは飯綱だが、みんなにも経験値がはいってきたらしい。

確認すると俺もレベルアップしていたが、今はそれよりも安全に地上へと戻る事が先決だ。


「飯綱、俺たちを送ってもらえないか。護って欲しいんだ」

「キュイ!」


飯綱の時間がどのくらい残されているのかはわからないが、妖精さんも撮影する時間があったことを考えると、もう少しは大丈夫のはずだ。


「じゃあ、移動してる間私が抱っこする〜」

「まあ、そのくらいなら。飯綱いいか?」

「キュイ!」

「あ〜向日葵ちゃんいいな〜」


モンスターが現れた時だけ戦ってくれればいいので、飯綱は向日葵にまかせる


「かわいい〜、ツヤツヤ〜。自撮りしなきゃ。もう待ち受け確定〜」


向日葵のやつミノタウロスに襲われかけたのに切り替え早いな。


「私も触っていいかな」

「舞歌さん是非是非」

「わぁあ、本当にかわいい」

「あ〜舞歌だけずる〜い.私も私も」

「私もいいですか? 実は私猫派なんです」


女の子たちに飯綱は大人気だけど、野本さんの猫派の意味はよくわからない。

飯綱も女の子たちに撫でられて満更でもない感じに見える。

めっちゃ懐いている。

このイタチ本当に妖怪なのか? 

正直この飯綱を見ていると妖怪の定義がよくわからなくなる。

それにしても俺のURで排出された妖精さんも、この妖怪も戦局を一変させるほどの力を持ちあわせている。

先程の戦いでダメになってしまった雷刃は優れてはいたが、瞬間の火力は飯綱が圧倒的だ。

飯綱>SFP10>雷刃

こんなイメージだろうか。

やはり恒常的に使える武器と使い切りであることの差なのかもしれない。

使える時間と威力が反比例している気がする。

剣と爆弾のようなイメージか。

それにしても、今回のミノタウロスはなんだったんだ?

そもそも3階層にはあんなのが普通にエンカウントするものなのか?

もしそうだとするなら、このまま3階層へ挑む事はできない。

もっともっとレベルアップしないと次は確実に死んでしまう。

それに最後は飯綱があっさりと倒してしまったが、あの巨大化と明らかなパワーアップはなんだったんだ。

だけど先行していたセイバーの人達はあんなのを相手にここを進んで行ってたのか?

以前見たグループの人達の戦い方からは想像しづらい。

3階層に踏み込んだ瞬間襲いかかってきた嵐のような出来事に頭の整理がつかない。




【読者の皆様へお願い】


いつもありがとうございます。

皆様のブックマークと☆ポイント評価で筆者のモチベーションが保たれています。

興味を持たれた方は是非ブックマークとスクロールして下部の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にお願いします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i902326
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ