表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/204

27 レベル4

皆様の応援のおかげでローファンタジー週間1位になりました。

まだの方は是非登録、評価をお願いします。

ガーゴイル、やはりゴブリンとは桁違いに強かった。

多分1人だったらやられていたかもしれない。

身体中が痛いのは変わらないが、完全にガス欠だったのが少し動けるようになっている気がする。

これってもしかして


能瀬 御門

LV3→4

HP6/20→11/25

ATK15→20

VIT14→19

INT3

AGI18→25


スキル『ガチャ3→4』


やはりレベルが上がっている。

こういう状況に追い込まれたのは初めてだが、どうもガーゴイルとの戦いでHPが6まで低下していたようだ。

これって0になったら死んでしまうって事なのか?

そうだとすれば6はかなり危なかったのかもしれない。

それがレベルアップ分の5回復して今は11になっているので、少し動けるようになっているのだろう。

だけど身体中が痛いのは変わらないので、HPが回復しても傷や痛みが治るのとは少し違うのかもしれない。

向日葵のステータスしか聞いた事がないからはっきりとは言えないが、AGIの伸びだけが高い気がする。

そしてレベル4になってもINTは3のまま。

流石にこのまま伸びないのであれば落ち込んでしまいそうだ。

そして『ガチャ』の回数が4へと昇華した。

今までの事を考えると、スキルの回数が増えるという事はスキル自体の性能が上がった事と同義なので、今使ったショートソードより更に強力な武器が出る可能性がある。


「あ……私レベルアップしたみたいです」


どうやら野本さんもさっきの戦いでレベルアップしたらしい。

未だにレベルアップの仕組みはよくわからないが、とどめをささなくても戦闘に参加していれば、レベルアップの対象になるみたいだな。

貢献度的なものがあるのかもしれないけど、もしかしたら大前と岸田もレベルアップしたかもしれない。

ガーゴイルの消えた跡を見てみるが特にドロップらしきものはなかった。

まあ、ここでドロップが出ても4人で分けるとかは難しかったし厄介事が増えなくてよかったかもしれない。

戦いが終わったのを察して、廊下の1番奥から数人の生徒が覗いているのが見える。


「おお〜い。大丈夫か〜」

「ああ、なんとか」

「モンスターは?」

「倒したよ」

「おおおお〜マジで。みんな〜モンスター倒したって! もう大丈夫そうだぞ!」

「おおおお〜よかった〜。もう死ぬかと思ったぞ」

「モンスターヤバすぎ」

「一応救急車呼んどいた」


モンスターが倒されたのを確認するとみんなが様子を窺いながら戻ってきた。


「能瀬くん大丈夫?」

「ああ、神楽坂さん、大丈夫ではないけどなんとかね」

「能瀬くんが倒したんだよね」

「いや、まあ、俺1人じゃないんだけど」

「能瀬くん、その剣すごいね。ファンタジーっぽいって言うか2刀流ってやばくない?」

「三上さん、やばくはないと思うけどみんな無事でよかったよ」

「能瀬くん、助けてくれてありがとう」

「怪我がなくてよかったよ」

「そうだ能瀬くん、御門くんって呼んでいいい?」

「え、なんで名前」

「だって、モンスターから救ってもらってここは惚れるところでしょ。ねぇ舞歌」

「うぅん」


三上さんがいきなりぶっ込んできたが、神楽坂さんの「うぅん」は肯定の「うん」なのか否定の「ううん」なのか判断がつかない。

表情的には微妙なところだが、ここで確認する勇気は俺にはない。



【読者の皆様へお願い】


いつもありがとうございます。

皆様のブックマークと☆ポイント評価で作者のモチベーションが保たれています。

興味を持たれた方は是非ブックマークとスクロールして下部の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にお願いします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i902326
― 新着の感想 ―
[気になる点] 先生たちはどこ行ったんだろ
[良い点] 気持ちはわかるが、大前と岸田も褒めてやってくれよ みんなで掴んだ勝利だ
[良い点] 面白いです!! 更新楽しみに待ってます!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ