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戻る日常

モーニングスターブックス

俺はこのモンスター溢れる世界をスキル『ガチャ』で生き抜く 最初に出たのは美味しいパンでした

が好評発売中です。

なんとなくもうちょっと買ってもらえると次が出る気がします。

よろしくお願いします。

アニメ化の前からXを始めたのですが、告知してなかったせいもありフォローしてくれたのがアニメ関係者、声優さんのファン、一部の作者さん。

つまり読者さんのフォロワーがいない……

来年も時々書籍の告知したりするので良ければフォローお願いします

「御門、どうかしたのか? なんか生気がないぞ?」

「そうか、わかる?」

「なんか重症だな」

「ああ、本当は学校も休みたかったんだけどな」

「よかったら話聞こうか?」

「そうか、聞いてくれるか」

「実はな…………」


誰かに聞いてほしかった。

岡島には一気に週末の出来事を語ってしまった。

客観的にそして主観的に。


「そ、そんな恐ろしいことが。ちょっと待ってくれ、もしかして俺もそこに行かないといけないのか?」

「まあ、なりたての今回はないだろうけど、そのうち強制依頼が入るんじゃないか?」

「ウソだろ……。御門、その時は一緒に潜ってくれるんだよな」

「タイミングが合えばだけど、俺は今回潜ったし、ズレる可能性が高いんじゃないか?」

「……マジか」

「ああ、絶対に一人では行くなよ」

「いや、だけど俺一人なんだけど」

「絶対一人は辞めとけ。臨時でも何でもいいから必ず複数でいくんだ。後方も気を抜いたらやられるから」

「マジか……」

「俺もヤバかった。もうダメだと思ったけど紙一重だった」

「紙一重って言い方が怖い」

「そういう意味じゃないんだけど、紙一枚じゃあれは無理だ。できる限り重装備をすすめる」

「こっちのダンジョンは、そんなんじゃなくてよかった」

「いや、活性化するとああなるらしい」

「マジでか」

「ああ、だからこっちもそうなる可能性はある」


ただ、そんな状況になってしまったらセイバーを続けられるのか自信はない。

毎月高額の手当てをもらってるわけだし、責任があるのはわかってる。

ただ、あれと毎日向かい合えと言われると、俺はそう遠くないタイミングで壊れてしまう気がする。


「そもそも活性化ってどうなったらそうなるんだ?」

「いや、知らないけど」

「周期的なものなのか、それとも魔王復活の前兆とか?」

「怖いこと言うなよ。マッパな魔王とか怖すぎるからな」

「やばい。想像しちゃったけど確かにやばいな。そういえば岸田とかはどうなんだろう」

「順番じゃないか? あいつの事だから行ったら行ったって大声で言ってそうし、まだなんだろ」

「一応教えといてやった方がいいかな」

「どうだろう。知らぬが仏って言葉もあるしな」

「それってこういう時に使っていいのか?」

「わからんな」


やっぱり岡島はいい奴だ。

くだらない会話が、こうして日常へと戻って来たと実感できる。


「そうだ、昨日ダチョウ肉当たったんだけどいる?」

「ダチョウ肉? もちろんもらえるならもらうけど美味いの?」

「いや、俺も食べたことないけど向日葵達はいらないって」

「そうなのか。うちはもらえるなら何でもOKだから。ダチョウって食べても大丈夫なんだよな」

「大丈夫だろ。鳥だし」

「鳥鍋とか良さそうだな」

「ダチョウの鳥鍋か。聞いたことはないな」

今年もお世話になりました。

来年2巻が出る事を夢見てスキルガチャは今年最後の投稿です。

来年もよろしくお願いします。

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