表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

177/204

遠征ダンジョンは危険がいっぱい?

新作投稿はじめました。よろしくお願いします。

非モテサラリーマン40歳の誕生日に突然大魔導士に覚醒する #40歳独身花岡修太朗が世界トレンド1位


https://ncode.syosetu.com/n1814ji/

他のセイバーと連携する気は無いけど、同じマップを元にしているので当然同じ方向へと進んでいく事になる。

まだモンスターもエンカウントしていないので、ほぼ一塊で先へと向かう。


「おい、お前達若いな。もしかして学生か?」


セイバーの1人が声をかけてきた。


「高校生です」

「スクールセイバーか。実戦経験あんのか?」

「それなりにありますよ」

「ふ〜ん。お前ら4人だろ? 男1人に女3人って大丈夫なのかよ」

「まあ、大丈夫です」

「まあ、邪魔だけはすんなよ?」

「はぁ」


なんか嫌な感じだけど、一応心配してくれてるのか?

見た感じ声をかけてきたセイバーの男は1人のようだ。

さっきの口ぶり。

そして1人での参加。

もしかしたらかなり強いのかもしれない。

ただ、連携がうまく取れる気もしないし、これ以上絡まない方が得策だろう。


「なあ、おい。よかったら俺が護ってやろうか?」

「えっ?」


この人が護ってくれるのか?

もしかしていい人だった?


「どうだ? そっちの彼女名前は?」

「三上です」

「三上さんか。よかったら連絡先とか交換しとくか」

「いえ、大丈夫です」

「ホーム一緒だし、なにかあるとまずいし、連絡先を」

「いえ、本当に大丈夫です」


これって……。

もしかしなくても英美里をナンパしようとしてるのか?

ダンジョンでナンパ!?

斬新すぎて衝撃的だ。


「これでも俺も結構やるぜ?」

「そうなんですね」

「三上さん、下の名前はなんて言うんだ?」


これ以上は無理だな。


「あ〜すいません。個人情報なんでそれ以上はちょっと」

「お前に聞いてるんじゃないって」

「いや、俺達パーティなんで、これ以上はごめんなさい」

「俺は三上さんに聞いてんだ」

「パーティリーダーもこう言ってるし、個人情報なんでごめんなさい」

「パーティリーダー?」

「パーティリーダーの御門です」

「お前の名前を聞いてるんじゃない。もう、いい!」


そう捨て台詞めいた言葉を残して俺達から離れていった。

やっぱりいい人じゃなかった。

俺の名前はどうでもよかったらしい。


「御門、ありがとう。助かった」

「いや、一瞬いい人なのかと勘違いしそうになったけど、ダンジョンでナンパってそんな事あるんだな。やっぱり女の子は気をつけないと」

「いつもと違うところだから、ちょっと開放的になるんじゃない?」

「そんなもんかな。まあ、そういう人もいるって事だな。セイバーがみんな正義の味方ってわけでもないし」


セイバーは、あくまでも能力的なものだ。

犯罪歴のある人は、セイバーの登録は出来ないって聞いた気もするけど、それ以外は性善説に基づいてる部分もあるしな。


「おい、モンスターだぞ」


そんな事を話しているうちに、他のセイバーの声が上がる。

ようやくモンスターが現れたらしい。

新作投稿はじめました。よろしくお願いします。

非モテサラリーマン40歳の誕生日に突然大魔導士に覚醒する #40歳独身花岡修太朗が世界トレンド1位


https://ncode.syosetu.com/n1814ji/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i902326
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ