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少女は初めてのお手伝いをはりきってやった。


夕飯の支度の前にくぅちゃんが言った。


「よし、今日からベリー集めはメーナにお願いしようか。」


それからくぅちゃんに食べれるベリーの特徴を聞く。

木になっている黒いベリーは食べれる、草になっている似たベリーは食べられない、とか。あとも何種類か教えてもらった。わかりづらいのは口にしない事も教わった。


それからは朝起きて、ベリーを集め、

朝食にパン粥とベリーを食べ、魔法の練習をし、

お昼ごろに休憩をして、また魔法の練習をしてベリーを集めて。


夕飯に山菜と野ウサギか野鳥のスープとベリーを食べて

焚き火の側で一緒に寝る生活が続いた。


出来ることが1つ増えた。少し顔がニヤけてしまう。


そんな生活を続けているある日、魔法の練習中に変化が起きた。手のひらの魔力を集めているところから水蒸気のようなものが出た。


「別の次元の魔力の重なったところからこちらの世界に働きかけるように…」


水蒸気は私のイメージ通りに集まっていき、私のイメージよりだいぶ小さい水滴となり、ペショと地面に吸い込まれていった。


出来た!とってもショボいけど。


「メーナ!良く出来たなぁ。おめでとう!」

くぅちゃんは私よりとても大げさに喜んでいて、何度も頭を撫でてくれて何度もすごいと言ってくれた。


その日の夕飯はくぅちゃんが腕を振るってくれた。いつもと食材は変わらなかったが野ウサギの丸焼きはスープとはまた違った味わいでとても美味しかった。


水を出す魔法はそれから練習すると簡単に量を調整する事が出来た。連続で出せるようになったのでお皿を洗うのを任されるようになった。


出来る事がもう1つ増えた。くぅちゃんの役にたてるかな。


それからも矢の作り方を教わって作ったり、川で魚を取ったり、野ウサギの捌き方を教わったけど出来なかったり、くぅちゃんが気にして少しのあいだ肉料理を作らなかったり、色々あった。


「そろそろ保存食が無くなるから近くの村に行こうか。そのあと近くにある世界の大樹に魔力の根本を分けに行きたい」

「わかった。そしたら少しの間移動が続くのね」



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