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ぷろろーぐ

夕焼けが差し込み、赤く染まる教室ーーー


そこには憧れのあの先輩が机に座っていた。


僕はそれを廊下から、扉が開けられたままの教室を眺めている。


それにしても不思議なモノで綺麗な先輩がやっている事だからだろうか、机に座るという行儀の悪い行為もそれが正しい事のように感じる。


絵になる。という事はこういう事を言うのだろうか。僕は絵を書いた事は学校の授業でしかした事がないから、実際に絵にしたいかと言われれば、しないのだが。


だがしかし、今の時代にはスマートフォンという便利なものが存在する。そのおかげで今ではどこでも写真を撮ることができる。


絵になる先輩を僕は絵にすることができない。

だから、写真に残そうと思うった。


そして、僕はカメラのアプリを起動し


カシャッ


と、機械的なシャッター音が響く。


しまった!そう焦ったときにはもう遅かった。


先輩は俺の事をジッと見つめ、僕はその見つめられた瞳に吸い込まれそうにーーー



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